旅

【解説】 若き日々の旅は、何かを求めてのより遠くに歩こうとします。また自分を変えるきっかけを探す旅です。でも、すでに存在するものだけを探そうとするなら、真に求めるものは見つからないでしょう。
やがて、歳とともに求める旅人から、迎える主になり、自ら生み出す事の大切さに気づきます。しかし真に求める者ならば、いつかは力つきる時が来ます。そして、最後に待つこと、だだ生きていく事に気づくのです。その時、やっとすべての願いが叶うのです。
求めること、待つこと、生み出すこと、生きること、それらのどれが良い生き方か。多分答えは、言葉の中にはなく、歩みの中に確かとなっているでことしょう。
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