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   メイルマガジン 「ミクロコスモス」  総合版
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            2002/5/26
         ミクロコスモス出版
            編集長  森谷

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       今日の言葉  No.162
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    どんな狂人も、英雄とされる社会がどこかにある。

    どんな英雄も、狂人とされる社会がどこかにある。


              トヒノメ ラタデ  
                ギリシャの哲学者


 天才となんとかは紙一重とか言いますが、それとは意味が違います。「社会そのものが狂気の集合体である。」「そして同時に「社会は、英雄達の集合体である。」と考えた方が分かりやすいと言う意味です。

 昨今のニュースを読むと、良く理解できる筈です。過去には権威あった組織がみな犯罪集団、狂気の集団となっていまきす。そして、他を狂気ときめつける狂気が横行しているようです。社会を「会社」として読んでみても


  なんとか証券、なんとか印食品、なんとか畜産・・

ここらは、つぶれればすみますが、

  なんとか省、A国 C国  J国・・

つぶれようがない狂気集団はどうしたらいいか・・

  なんとか教、なんとか大学、なんとか主義
   ・・・・なんとかなんとかなんとか・・ 


あまり巨大すぎて、狂気とも認識されないものもあります。

 ・・・・・・


あなたは、自分が狂気だと思いますか。それとも、英雄だと思いますか。


自分が狂人扱いされる人・・・自分を活かしてしてくれる社会を探しますか?
    それとも、狂気の社会をたてなおしますか?


自分が英雄扱いされる人・・・・その社会に止まり、自分も狂人となりますか?
    それとも、外にでて己の狂気を認識しますか?



・・・ なんだか、自分を確かにするしかないようですね。 

 組織人間達、がんばれ。

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すこし暗い話題なので、さわやかにな話題にしましょう。



      風・波・光


  風がふき、波がくりかえし、光がそそぐ

  それらは、どこまでも、あたりまえで
  
  さらに広く、かけがいのないこと

  ひとり森の大樹の根本に立ち

  私は永遠にふれる

          
         W.S Volestina
          
  
自らが狂気か、周囲が狂気か、確かめたかったら、当たり前で、そしてかけがえのないものをみつめればよいのです。

 台風に荒れ狂う海に立ち、
 強風に揺られる森の大木にしがみつき、
 そして暖かな春の一日、花の微香に誘われ光を感じる

・・・そんな地上の風景に包まれれば良いのです。

当たり前で、でも暗黒の宇宙では、かけがえのない健やかなものです。そして、疑いようもない確かなものなのです。

確かなものは身近にあるものです。時に少しで良いから、それにふれる事です。それにふれられなくなった時、人は狂気に陥るのです。

春です。外にでかけましょう。

                   S/K


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      きょうは、ここまで。
            ではまた。
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【編集長より】

 やだ、やだ。やですね。毎日、コンピュータ画面ばかり見つめていなくちゃならなくて。外は五月晴れ。新緑に花満開の世界だってのに。・・・みなさん、ちゃんと春を息してますか。  


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  ミクロコスモスロス出版 メイルマガジン編集部

   編集長  森谷 昭一
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