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メイルマガジン 「ミクロコスモス」 総合版
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2002/5/25
ミクロコスモス出版
編集長 森谷
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今日の言葉 No.161
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いいか、「どらやき」ってのは
焦げているのと、生なのとの
ぎりぎりの所なんだ。
ぎりぎりで、こいつの香りと、良い色がでるんだ
いいか、良い味ってのは
いつもぎりぎりのもんなんだ。
菓子職人 太平 が弟子に言った言葉
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職人が技の神髄を伝えようとして思わず発した言葉ってのは、自然と高みと深みに達する哲学の言葉になっています。
原始仏典に「弦の例え」があります。「弦は張りすぎてもいけない。緩んでもいけない。丁度良い張りの時に良い音がでる。人間の修行も同じようなものだ。」という「中道」の教えです。太平の言葉は、これに似てますが、ちょっと違いもします。何より、具体的で味と香りがするでしょう。
この言葉、家庭で簡単に確認できます。良くある「ホットケーキの素」と卵と牛乳とフライパンと油だけで、良い味を出してください。あらゆる工夫をすると、何十回に一度「ぎりぎりのところ」で、ほれぼれするような食感と、わずかな苦みを含む芳醇な
ホットケーキができます。素人には本当にまぐれにしかできません。同じ材料なのに、どうしてかと不思議に思います。何もかもを丁度よくする・・これを毎日職人達は実行しています。
名バイオリニストの奏でる、ふくよかな音の響きにも似た芳醇な味を醸し出す職人達に脱帽です。
も/し
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【編集長より】
小田原の「かまぼこ通り」のかまぼこ、うまいですよ。良い職人がいるのかな。
小田原に住む編集長
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きょうは、ここまで。
ではまた。
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【編集部よりお詫び】
Linux ユーザーの人から、メイルの題名に スラッシュ「/」を使うなというご指摘 をいただきました。そう、Unix 系ではファイルの階層を示す記号でした。メイルの題名は、受け取った方では、ファイル名になります。確かにこれでは、良くない事がおこりま す。
今後マックもUnix ベースになるので、気を付けないといけません。「\」 を使うと WInの人が怒りましす。とにかく、題名に! " # $ % & ' とか使うのは良くない事です。今後、5月12日号などにします。
この前も、記事の本文に、飾り文字のつもりで、 「 >>>> 」っていれたら、返信メールでの引用記号となってしまいました。申し訳ありませんでした。色がついたりしてたでしょう。
メールの題名には気を付けましょう。サーバーの管理者に意地悪をする事になります。
【編集部よりお知らせ】
5月も終盤になりました。恒例の購読確認をいたましす。
これは、開けなくなっている、アドレスに送信しつづけたり
間違ったアドレスに送られていたりするのを防止するためです。
また、そろそろ
飽きたので、もういらない。
私の興味じゃない。
という人もいると思いますので、
『続けて、購読したい方は』
○○○ 5月月末までに、「継続購読希望」とメイルしてください。
送信先を変えて欲しい人は、アドレスを正確に記してください。
特に指定のない場合は、購読希望のメイルのアドレスに送信します。
『もういらない人は』
××× そのまま、何もしないで良いです。
6月分から、配信を中止します。
では、五月末日が締め切りです。よろしく。
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ミクロコスモスロス出版 メイルマガジン編集部
編集長 森谷 昭一
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