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 ミクロコスモス総合版2004年9月7日「お芋のうた」
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             発行 ミクロコスモス出版
 
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 切断面の響き 詩作研究室 童謡研究
  「お芋のうた」
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  おいもの うた

 おいもの かたち    お芋の形
 でこぼこ かたち    凸凹、形
 おいもの はなは    お芋の花は
 あさがお してる    朝顔してる

 はたけの おいも    畑のお芋
 つちから そだつ    土から育つ
 ひかりを あびて    光をあびて
 くうきで そだつ    空気で育つ

 やきいも しよう    焼き芋しよう
 このはを たこう    木の葉を炊こう
 いしやき いもも    石焼きいもも
 のんびり やこう    のんびり 焼こう

 やかれて ぽくり    焼かれてぽくり
 ゆげたて ほかり    湯気たて、ほかり
 おいしい おいも    美味しい、お芋
 どうして あまい    どうして、甘い

 おいもの きもち    お芋の気持ち
 ふわふわ すてき    ふわふわ素敵
 わたしの きもち    私の気持ち
 おいもの ところ    お芋の所


          詩作研究室 童謡研究班



 いきなり、芋のうたですみません。まあ秋だからと言うことで・・。お芋の歌ってあるようで、あまりないですね。そこで、作ってみました。

薩摩芋の世界を余す所なく表現・・・と思ったのですが、すこし「お勉強的」かな。芋の花は朝顔の形だとか、低温でゆっくり焼くと甘みが出るとか、お勉強もできる歌なんです。
 曲はついているのかと言うと、もう出来てます。楽譜にして今度発表します。「狼なんて怖くない〜」ってのに少し似てるかな。

 まだ、できたてです。だんだん改良されていくと思います。てなわけで、詩作研究室に発表です。

ミクロコスモスの同人誌「切断面の響き」では、かねてより童話と童謡の創作にとりくみたいと思っていました。なんといっても、良い童謡は詩文学の最高の技の集大成ですからね。


【編集長より】

ミクロコスモス編集部のある土地は、北原白秋が小田原に来て最初にいた養生館の跡の二軒となりです。反対側の二軒先には、伊藤博文の彫像が建っていて、滄浪閣と言う別荘の跡地だそうです。明治の民法の発祥の地だとか・・・。そのほか、ちょいと歩くと歴史が転がっているのですが、今はごくごく普通のたたずまいです。

 てなわけで、ここに編集部がある間に、ミクロコスモス出版では、童謡創作と民法優位の憲法学立案の仕事をスタートだけでもしようと言うことで・・・住居とあまり、関係ないかもしれませんが、なんとなく気分だけ・・・

 でも、童話と童謡って、文学の中で一番難しいですね。読む方が簡単なものほど、作る方は大変なんです。

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      今日はここまで ではまた。
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【お知らせ】

すみません。9月初号の発行が随分遅れました。取材旅行に、富山、石川、滋賀、京都、大阪・・・飯田線の旅・・・とか、うろうろしてました。そして、大雨のため鉄道がストップ、大変でした。また、記事にします。
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ミクロコスモス出版  ミクロコスモス編集部
   編集長  森谷 昭一   

★ 編集部宛  micos@desk.email.ne.jp