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   ミクロコスモス総合版2004年8月29日「人生の均衡と評価」
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             発行 ミクロコスモス出版
           
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   今日の言葉 「人生の均衡と評価」
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【その1】

  人生は四本足の机

  1本目は正義の脚
  2本目は悪の脚
  3本目は勤勉の脚
  4本目は怠情の脚

  机は4本脚で立って物が乗る
  そして、たいていどれか
  少し短かくて
  ちょっとガタガタ揺れるもの

(解説)

 人生を机に例えています。三本足の譜面立てとか小物置きなんかは、いつもガタガタはしません。短い足があっても、ガタガタしないけど、斜めになります。四本脚の机は、精密にバランスとらないと揺れます。でも水平になってますね。

人間って正義だけに生きているって危ないですね。正義と悪は立場によりがち。人間は、夢みて、失敗して、張り切って、落ち込んで、真面目で、ぐうたらして、賢くて、お馬鹿で、・・・ガタガタしながら、全体で微妙なバランスとっている・・・・それが良いと思うけど。

(多くの人の賛同を得られると期待している執筆者。だってみんな、そんな人ばかりだもの。)

 四本脚になりそうなもの他の例

   成功・失敗・知恵・愚劣

   善行・悪行・信仰・疑問
    

【編集長の蛇足】賛成するけど、その割合については・・どうでしょか。


【その2 数値評価 】

 100の善行と99の悪事を行った人間がいたとしよう。君は100の善行を評価するかね。99の悪事を非難するかね。それとも、100−99=1 の1を評価するかい。

 僕は100+99=199 を評価したいね。だいたい善悪の評価なんて、時とともにころころ変わるもんだ。

(解説)
 う〜ん。難しい所ですね。特に歴史上の政治家を評価する時などは難しい。大抵善行50パーセント、悪事50パーセントに近くてで、引き算した絶対値は低いくなりますね。偉大な人物は、善行も悪事も多いものです。

最近の ○○○ とか、かの ××× とか、考えると分かりますね。(編集長が○○○に実名いれちゃ駄目だって・・・。)

でも、人物を全体として捉えるのは大切な事です。最近は合計値が10だろうと、500だろうと、1の悪事や過失があれば、全面否定しまいがちです。

【編集長より】100年以上前の人物なら実名でも良いですよ。・・

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      今日はここまで ではまた。
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【編集長より】「最近、心暖まるのが少ないぞ〜。」との御意見をいだだきました。ちょっと皮肉っぽいのが多いかなあ。涼しくなったら、増やします。

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ミクロコスモス出版  ミクロコスモス編集部
   編集長  森谷 昭一   

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