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ミクロコスモス総合版2004年8月18日「積分的恋愛」
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発行 ミクロコスモス出版
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今日の名言 積分的恋愛
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本日は、ちょっと映画や小説から抜き出した言葉です。
───その1──────────────────
A 恋や愛なんてものは、一ヶ月ともたないものさ。みんな終わっていくものさ。
B でも、何十年も連れ添う仲の良い夫婦とかもいるよ。
A ああ、そういうのは、同じ人に何度も繰り返し恋をしているのさ。
映画 「三丁目の恋人達」より
なんだか、ちょっと強弁ですが、ふと言ってしまった意外な真実でしょうか。このような思考を「積分的思考」と言います。瞬間が積み重ねられて、永遠につながる・・・
しかし、生涯の恋を成就するには、毎度プレゼントしたり、旅行にいったり、家族イベントを催したり、いろいろ積分的恋愛も大変ですね。
───その2──────────────────
和尚 少しは、人のためになる事をしたらどうなんた。
平太 自分も人なんじゃない。
自分と他人を区別しちゃ、いけないって言ったじゃないか。
映画「くぬぎ村の地蔵堂」より
人の単純さは、深い真実に達している時があります。「自他は同一の項の、二項である。」という言葉がありました。だいたい、「自力 対 他力」、「自己愛 対 自己犠牲」・・といった論争を突き詰めると、大抵は煮詰まってしまい、わけの分からない理屈になっていきます。多分根底から、論の立て方が間違いで、無用な二分法をしている場合がほとんどです。
───その2の続きの3──────────────────
石はころげて、溝に落ち、
地球はころげて、太陽を回る。
小説「平賀源内の住んだ村」より
上の「その2」の解答編です。自力 対 他力 とか、「人間の生きる目的は・・?」なんて論争に対する答えなんだそうです。なんだか分かりません。余計な事考えないで、なるようになれって事でしょうか。 ? ? ?・・・・ です。
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今日はここまで ではまた。
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【編集長より】
ながらくお休みをいただきました。編集長は、一週間ほど秋田県あたりの山々、農村あたりをうろついてきました。一度も悪天候にみまわれず、良い時期に旅ができました。一度も宿に泊まらなかったので、ちょっと修行になったかも。詳しくは、また記事にいたします。
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ミクロコスモス出版 ミクロコスモス編集部
編集長 森谷 昭一
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