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  ミクロコスモス総合版2002年12月27日写真詩「平原の少女」
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                 発行 ミクロコスモス編集部

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    写真詩「平原の少女」
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        平原の少女

    平原にくっきりした黄色の花が地平線まで続いていた。

   きりっとした顔で、少女が遠くを見つめて立っていた。

   花はどこまでも続き、彼女は大地に平和をもらたらす。

   戦を止められるのは彼女だけだ。

  

   彼女は花を愛でない。ただ踏みつけないだけだ。

   だから、花は彼女を愛して、身方した。

   彼女は苦しむのも、泣くのもやめた。

   花の強さを知ったから。

   戦を止め、大地に平和を運べるのは彼女だけだ。


【編集長より】

 同人に新人が加わりました。とってもリベラリストです。名無しで参加するそうです。ととても強い人です。でも、その強さは大切なものに対する愛とやさしさから発せられるもののようです。

写真は編集長の作品です。真冬のさなかに春をお届けします。

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     今日はここまで   ではまた。
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【編集長の御近所情報】

 ベランダのサルビア、まだ枯れないで咲いてます。霜が来ないのかなあ。よそより温かいようです。雪国の読者は、寒い事とお察しいたします。雪国の雪が深い日ほど、太平洋側はくっきり青空です。
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ミクロコスモス出版  ミクロコスモス編集部
   編集長  森谷 昭一   

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