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　　 　 メイルマガジン　「ミクロコスモス」　　総合版
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　　　　　　　　　　　　　　　　　2002/８/30 　　　
　　　　　　　　　　　　　　 　　ミクロコスモス編集部
　　　　　　　　　　 　　
　　　★　詩の問題　第一回

「詩の問題」は、「水滴集」を出している、「切断面の響き」の同人の詩人達が、作ってくれた詩で人生を考えるための「練習問題」です。読者のみなさんからの解答が寄せられる事を期待しています。今日はその第一回目です。
　　
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　　　　　詩の問題　　１
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　　　　　　自分で・・


　　　主体性・・なんだろうか
　　　小さい頃からだろうか
　　　自分から、何かを選ぶ事はあまりなかった

　　　この本は素晴らしいよと、渡されれば
　　　喜んで読んだ
　　　それは、みんな楽しかった

　　　この曲をきいてねと、贈られれば
　　　なんども聞いて
　　　好きになった

　　　私も大きくなり
　　　私のことを好きだと言った人を
　　　私も好きになり
　　　その人の好きなものを、残らず読んだり聴いたりした
　
　　　いつもこんな調子で、私の本棚には
　　　人から勧められた本ばかり揃った
　　　でも、本の専門家の友人が見て
　　　「教養あふれる良いコレクションね。」
　　　と、言ってくれた。
　
　　　いつしか、本を教えてくれた人も、
　　　曲をくれた人も、歳をとり
　　　そして、私を好きだと言った人も
　　　先に天国にいき、私はひとりになった


　　　誰かが私に素敵な本を教えてと言うと
　　　私は、沢山の人の思い出と共に
　　　紹介された本を贈った
　　　それら不思議に、今でもに書店にあった

　　　夏も終わりのある日
　　　贈り物を買いに本屋に行った
　　　なぜか突然、不思議な位に自分から
　　　生まれて初めて自分から
　　　一冊の本を選んだ
　　　それは

　　　（　　　　　　　　）


　さあ、ここから「問題」です。（　　　）に適切な言葉をいれてください。
一言でも良いし、１行でも良いし、数行でも続けて、なんなら小説書いてもかまいまん。
前の部分を多少変えてもかまいません。この詩を完成させるはあなたです 。感動の名作に仕上げてください。出来た人は編集部までお送りください。

【編集長より】

　答案は編集長までお送りください。締め切りは９月２０日です。

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　　きょうは、ここまで。　ではまた。
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【編集長のご近所情報】

　海を見にいきました。この所台風のうねりが届いて、海岸は大波が押し寄せて、真っ青な空に白い波の泡が輝く様は なかなか壮観です。ただ、この前の台風の時に打ち寄せた大波のせいか、派手に海岸が浸食されてしまって段差ができたり、灯台近く舗装の上まで石ころでいっぱいになってしまってます。う〜ん。海の力は強い。それとも温暖化のせいで、海面上昇しているのでしょうか？

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　　　　　　　　　ミクロコスモスロス出版局　
　　　　　　　　　メイルマガジン編集部
　　　　　　　　　　編集長　　森谷　昭一　

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