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　　 　 メイルマガジン　「ミクロコスモス」　　総合版
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2002/7/21
　　　　　　　　 ミクロコスモス編集部
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　　　　　　今日の言葉
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　　　○　日々新しく、日々最大の努力をし尽くして、
　　　　　　見かけは変化がなくなった時に、それを伝統と定義する。


　　　○　革新の努力をし続けて、現実の欲求との間に定常状態が
　　　　　生じた時に、それを「伝統」と呼ぶ。

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　古い事だけを守るのは伝統とは言いません。時は移り変わり常に現実は問題をつきつけて来るからです。

　一流の老舗と呼ばれる店では、客の欲求に答え続ける努力を続けるうちに、みかけ上は変化しない「定常状態」となります。これが伝統というものです。

　英国民主主義の伝統、伝統音楽ガムラン・・・伝統と呼ばれるものは、最良の活動を続けている社会の動いている状態のひとつです。

　人間が工夫と努力をし続けて、もうこれ以上は望めないという状態を、永く続ける事を伝統といいます。こう定義し直すと、我々の回りにどれだけの伝統があるのか再考が必要です。

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　　きょうは、ここまで。
　　　　　　 　ではまた。
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【編集後記】

　　夏だ〜ってわけで、編集長は家から３分の海水浴場に行ってきました。

なんだか侘びしい海水浴場ですが、玄関からサンダルはいて行けるのは、とても楽です。「ちょいと風呂屋へ」の感覚です？？　しかしさすが太平洋にむき出しの海岸、なかなかワイルドです。波は荒いし、小石がごんごん海底で舞っているし、波ふたつ分ほどの距離で、もう足がつかなくなるしスリリングな海水浴場です。
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　　　　　　ミクロコスモスロス出版局　
　　　　　　　メイルマガジン編集部
　　　　　　　編集長　　森谷　昭一