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   ミクロコスモス総合版2002/7/15
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         ミクロコスモス編集部
             
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       本日の言葉とミニ人生論
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  こんな事が、を私は成し遂げる事ができるのだろうか。
  こんな事をしていて良いのだろうか。
  こんな事に何の意味があるのだろうか。
  こんな事に対して、人はどう思うのだろうか。
  こんな事しか、私は出来ないのか。


 これらは、人々が大きな仕事を完成させる道のりで、それを妨害しようとする悪魔が、人の心に忍び込ませる思いだそうです。夢をもって出発しても、順に送り込まれるこのような思いに負けてしまうのが、普通の人の大概の人生です。でも大事を成し遂げた偉大な人達は、これに対抗できる強力な心の武器を持っているのだそうです。それは

  ☆ 世界にも人生にも、目的はない。意味もありはしない。

という思いなのだそうです。偉大な人々は、偉大な目的をみつめる人のように思えますが、そうではないらしいのです。これは

  ○ 世界には意味はない。意味は私がここでこうして作るのだ。

と言うことなのでしょうか。それとも

  ○ 好きな事を、ただ続ければいいんだよ。

と言っているのでしょうか。どうも違うらしいのです。悪魔が送り込む思いには「こんな事・・」という共通項があります。「こんな事・・・」と人が思う時は、部分しか見えなくなっている時なのです。全体を失うからこそ、人は目的や意味や人の評価を求めようとするのです。そうすれば、自分を失い、力の根元を失うのです。全体か見えている時、人は目的や意味を考えません。

 悪魔の言葉に対する武器となる思いというのは、完成された全体を思い出させてくれるものなのです。完成している全体には意味も目的もなく、存在しているだけです。それと対話できる人が、夢を完成し、大事を成し遂げる人だということなのです。

「世界に目的などない。」という一見虚無主義とも思える言葉が、正反対の意味をもって、偉大事業に取り組む人々を守ってきたのです。

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  きょうは、ここまで。
             ではまた。             
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【編集長の超ミニ講座】

 台風が来た〜・・・これで、ダムはいっぱい、水充分。

 毎日暑い〜・・・これで、米も豊作だ〜

 貧乏で、食べ物がない〜・・・太らずにすむぞ〜

     編集長の脳天気養成講座でした・・・・・・

      ミクロコスモスロス出版局 
       メイルマガジン編集部
        編集長  森谷 昭一