2023年3月上旬

春の真鶴道無し

 3月に入り平年の平均気温よりも5℃近く気温が上昇。高気圧圏内で風も弱く終日のんびりと釣りができそうな気象予報だった。最近週末の釣行が多かったが久しぶりの平日。釣り場争いの激戦区となる道無しもさすがに誰もいない状態で目的の場所に立つことができた。今回私だけ家庭の事情で早朝に行けず先輩方に先行して頂いた。大潮で天気も良いのになかなか釣り場にたどり着けないのは悲しい。結局着いたのは干潮直前の10時頃になってしまった。

 すでにスカリの中には巨大なブダイやメジナにカワハギ。すべて先輩が釣ったもの。先輩は2月の釣行も爆釣だったけれど今回も凄すぎる。完全に釣法が合っている様子でうらやましい。午後になってから隣のポイントに来た若い釣り師はブダイ狙いだという。彼もあっという間にブダイを釣り上げてしまった。どうやら道無しの磯はメジナの住処としては、かなりポイントが限られている感じがする。

 今回は色々とミスが多くて反省点多数。釣り場に着いたら荷物を運ぶ背負子を忘れるわ、2日前に買ったオキアミが柔らかくなりすぎてしまい、数少ないエサとりに突かれてアタリが出ないうちにエサが消えてしまいポイントに届かないわで。ダメダメが重なってしまった。相棒もこの道無しでは苦戦しているようで今後の対策を考えないといけない。

 17時の満潮に向かい潮位が上がる午後に期待したが、風も強くなり波高も高く磯は荒れ気味に。サラシが出過ぎて洗濯機状態に。何度か頭から潮を被り、場所を移動しながら良さそうなポイントを探す。しかし状況は好転せず4時過ぎに納竿。オミヤゲの無い帰宅になってしまった。帰宅してから確認すると水温は16℃程度で海は冬のまま、気温が海水にどれだけ影響するのかわからないけれど、寒グレシーズンは終わりな感じがする。そんな磯の雰囲気でありました。

ネンブツダイ、タカノハダイ大漁、ベラ、他
ブダイ(43cm)、メジナ足裏 2枚、カワハギ
バリ(30Cm級×2枚)カサゴ
 

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