2021年10月下旬

三浦 城ヶ島 開拓釣り

 新型コロナ感染症で釣りもなにもかも自粛続き。しかしながら9月頃から急激に感染者が減少してきた。ワクチンの接種率が国民の7割近くになり、感染症が激減する条件を満たしてきた様子。自分も釣り仲間も皆がワクチン接種を終えているので安心感も増してきた。今年のメジナシーズンは久しぶりにコロナを気にせずに釣りに集中できそう。今回は装備の確認が一番の目的だが、ブランクの解消も兼ねての磯釣り。最初は慣れた真鶴の磯をを予定していたが、いつもの金曜日は天気が悪く遠征は断念。近場の三浦へ土曜日に行くこととなった。

 釣行日が休日のため混雑を避けたい。駐車場の関係で早朝から人はあまり行かない城ヶ島の東側の磯に行くことにした。しかしながら自分は過去にこの場所でのメジナ釣りの実績は皆無。選んだ釣り場は安房崎付近の展望台下と言われる場所でポイントも状況も全くわからない。今後のために場所の開拓も兼ねてダメ元で試してみることになった。城ヶ島の道路状況も近年変化が大きく、城ヶ島大橋は無料化して駐車場は1日450円と感覚的に割安なイメージとなっている。観光地特有の騒がしさは無視するしかない。

 釣り場は先行者がおり想定していた場所には立てず、直感的に良さそうな場所を選定。後に知ったことだがこの場所はどのガイドブックにも取り上げられていない未知の磯だった。満潮時に入れない離れ岩と、その周辺の潮通しの良さそうな浅いガチャ場を選択。これは夕方に出そうな地形である。釣りは終日30Cm級の大型アイゴの猛攻に苦労することになるのだが、道具のチェックには最適な釣り相手ではあった。そして場所の想定通りの夕マズメ。相棒が立て続けに本命の30cm近いメジナを3尾仕留めて結果を残してくれた。まだ水温も23℃を高いが城ヶ島のポテンシャルを確認できた良い釣行だった。

メジナ33Cm、26Cm、22Cm、大型アイゴ大漁、キタマクラ、ベラ多数、イサキ、スズメダイその他たくさん。


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