干しガキ
 Sunさんから、絵をいただきました…って、実はもうずいぶん以前に頂戴していたのですが、こちらの都合で掲載が遅くなってしまいました。ごめんなさい(^^;。
 ご覧の通り、3人です。左から、Sunさんとこの蛍くん、「しとら」のあしべるさんちの敬之(のりたま)くん、そして、うちの準です。もう、こちらにお越しの皆様には、おなじみの子たちですよね(^^)。
 その仲良し3人組が、こともあろうに吊されています(^^;;;。軒下に、柿といっしょに。一体、彼らに何があったのでしょう。
 …実は、これに先立って、「秋の子」という童謡をモチーフに、3人が柿を見上げてよだれをたらしてる絵を私が描いて、Sunさんとあしべるさんに贈ったのですが、あしべるさんが、新設の「のりたまくんの小さな物語」コーナーに、その絵に物語をつけて掲載してくれたのですよ。その内容を受けて、Sunさんと私が電話で話しているときに、子どもを干したら”干しガキ”だねえ、とかおバカなネタを思いついてしまい、Sunさんが絵を描いて、あしべるさんに贈ろうということになったのです(^^;。Sunさんの未公開作品に通称”吊り鉢蛍ちゃん”という絵があって、吊られている蛍ちゃんがなんかおまぬけでかわいかったので、3人だとインパクトあるかなと思ったのです。で、絵を見たあしべるさんがどうするかなと興味津々で(人ごとみたいに(^^;)見ておりました。もしかして”困っているのりたまくん”状態になってるんではないかと思っていましたら、これがまた面白い物語をつけてお話コーナーにアップされたのです(^^)。そちらは「しとら」で読んでいただくとして、この絵にはそういういきさつがあったのですよ(^^)。

 ところで、なんで子どものことを”ガキ(餓鬼)”と言うのでしょう?。餓鬼とは、仏教で言う十界(輪廻する迷いの六道、すなわち地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上と、悟りの声聞・縁覚・菩薩・佛)という世界観のうちの一つです。餓鬼道に墜ちた者はみなあさましく、腹を空かせてがつがつしているのですが、その様子がいかにも子どもの行動みたいなので、子どものことを”餓鬼”と呼ぶようになったのです。
 最近は、あまり子どものことをガキとは呼びませんね。我々の子どもの頃は、「今時の子どもは…」とか、あまりいいように言われませんでした。それが、最近はほとんど聞きませんね。大人が物わかりがよくなったのか、それとも子どもが理解不能になり、腫れ物に触るようにしているだけなのか…。今は子どものことを”キッズ”なんて言い方をしますが、あまり好きではありません。やはり、同じ呼ぶのなら、まだ昔の子供観を象徴しているような、ガキという言い方がいいと思います(^^)。蛍くんものりたまくんも、準も、そして、ほかのオリキャラの子どもたちも、大人の庇護下でのびのび元気に遊び回る”ガキ”であってほしいと、私は思っています(^^)。


 Sunさん、かわいい絵をありがとうございました(^^)。この3人組としては、初めてですね。それぞれ特徴を捉えながら、いかにもSunさんの絵でなかなかすばらしいです(^^)。表情も三人三様、でも、みんな困っているのが笑えます(^^)。一体、この三人の身に、何があったのでしょうねえ。足下から滴る液体…こちらでは、それが何なのか、あえて謎ということにしておきましょうか(^ー^)。シャツがめくれて、カワイイおへそがちらりと見えているのが、私的にはツボだったりします(*^^*)。影など、申し分ない仕上がりですね。いろいろお手本にしたいです(^^)。

 今年もまた、ほかのオリキャラ作家さんたちと連帯していけたらいいなと思っています。そして、かわいいオリキャラくんたちを、自分の手でいっぱい描いて、準と遊ばせてあげたい、そんなことを漠然と考えています。2002年が、この子たちにとってすばらしい年であることを、心からお祈りしています(^^)。


ひとり上手ぎゃらりいSunさんのHP。準の大の仲良し蛍くんがいます(^^)。

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