Chu
 3月21日、おかげさまで遊来星図書室は1周年を迎えました(^^)。ここまでやってこれたのも、応援してくださった皆様一人ひとりのおかげと、深く感謝しています(^^)。
 そして、1周年を記念して、Sunさんからまたまた絵をいただきました(^^)〜♪。タイトルはChu。I will give you all my love〜(*^^*)。とてもピュアなふたりです(^^)。

 今年のドラえもん映画「おばあちゃんの思い出」のテーマ曲は、タケカワユキヒデの「ハグしよう」という歌でした。この「ハグ(hug)」という言葉はあまり馴染みがないと思いますが、日本語にすると「抱きしめる」という意味になります。愛するもの同士(別に恋人に限らない)が、相手を全身で感じる行為のことです。
 去年の夏、Sunさんとの合作『蛍くんと準くんの夏休み』という作品を発表しましたが、そのなかで私・・・いや、みずもり・しょうとしてこだわったところがあります。それはことあるごとに「手をつなぐ」ことをふたりにさせてみたということです。設定として、蛍くんと準は遠くに離れたところに住んでいることになっています。お話なら、電話や手紙などですることができます。でも、直接相手の身体に触れるのは、ほんとに出逢ったときでないとできません。最後の場面がじゃれあってるところだったのも、少しでも近づけてあげたいという想いからに他なりません(^^)。

 そして、今回Sunさんからいただいた絵は、蛍くんが準にキスをしています(*^^*)。 男の子同士でキスというと、何かとてもいけないことのように取られがちです。でも、まだ性が未分化な状態の子どもにとって、それは手をつないだりじゃれあったりするのと同じような意味があるのではないでしょうか(^^)。お互いに、相手を確かめること・・・それは、純愛にも似た友情の、ひとつの現れなのでしょう。
 それにしても、なんてカワイイ絵なんでしょう(^^)。瞳を閉じてそっとだいすきな準のほっぺに唇を寄せる蛍くんの表情は、本当に純粋そのものです。何か、崇高なものを感じます。そして、とてもうれしいんだけど、突然のことにちょっとどぎまぎしている準。でも、準もまた蛍くんのことがだいすきだから、そっと受け容れるのだと思います。そして、今度は準の方から・・・。こうして、ますますふたりは仲良しになっていったのです(^^)。
 表情もさることながら、蛍くんの左手がいいです(^^)。そっと振り下ろされたしなやかな手。すこし曲げた小指が、何とも言えず自然ですてきです。ふたりとも、ほっぺを赤くしています。真っ白な心が、桜色に染まる瞬間。こんなにピュアな気持ちで、だいすきな人と向き合ってみたいものだと思いました(^^)。
 実は今回の絵物語の新作(第38話:あと何回の桜)は、このSunさんの作品を見て加筆修正したものです。言うまでもなく、最後に準がすてきな夢を見たところです・・・いえ、準自身は決して教えてくれないけれど、きっとまた蛍くんと同じ夢を見たのだと思います(^^)。この絵は、そのときの夢でしょうか。もしかしたら準が言ってたように、誰にも話さなかったから正夢になった、そのときの場面かもしれませんね(^^)。
 ・・・しかし、この絵を見ていると、私がドキドキしてくるのは何故(*^^*;。

 Sunさん、あらためてありがとうございました(^^)。この絵は、マック版Corel DRAW 8をつかって、初めて描いたものだそうです。英語の試用版をダウンロードしてまで挑戦する姿勢は、ぜひ見習いたいものです。慣れてないから3日かかったそうですが、グラデーションで陰影を表現するなど完璧な出来映えなのはさすがですね(^^)。
 実は春休みは合作第2弾を予定していたのですが、諸般の事情でできませんでした。でも、蛍くんと準くんの友情物語はこれからもずっと続けていくつもりですので、ご期待ください(^^)。現在みずもり・しょうとしてのあるプロジェクトが進行中。がんばろうね、Sunさん(^^)。


ひとり上手ぎゃらりい今更紹介するまでもないSunさんのHP。お互いに影響を与えあう存在でありたいものです(^^)。

もどる