ぼくの魔法使い
 小鳥猫大(ニャントリ)さんから、制服姿の男の子と、ステッキを持ったケモノの絵を戴きました(^0^)〜♪

 …実はそうじゃないかと思っていたのですが、男の子は準、そして、白いケモノはオオイヌくん(欄外参照)だそうです(^^)。
 ニャントリさんには、このサイト初の頂き物として、下着姿で悩殺ポーズ準くん(いえ、普通のお着替え絵なんですが(^^;)を描いていただきましたが、それ以来の準の絵です。あのころも上手かったのですが、さらに腕に磨きがかかってると思いませんか?。左手と、右足を上げたポーズが、動きを感じます。オオイヌくんに向けられた眼差しと、ほっぺがとてもいい感じです。歯並びまで描かれた口や、柔らかそうな髪の毛が、この絵をリアルに見せてくれます。細かいところまで、いかにも男の子という感じの絵、さすが”ショタ殺し”(まだ言うか(^^;)ニャントリさんです(^^)。オオイヌくんも、もとの絵とは全然違う、ふさふさ感がケモノ好きのニャントリさんらしい絵になりました。

 タイトルは、勝手ながら「ぼくの魔法使い」とさせていただきました。ニャントリさんの前作「ぼくの雪だるま」と、ほんとは妖精なのですが、ハリーポッター人気に便乗して(おい(^^;)、魔法使いを合わせてみました。


 『ぼくの魔法使い』  文:Meteor

 「あっ、オオイヌくんだ!」
 ある日の朝、うちの門の前を通りかかったオオイヌくんを見て、準は声をかけました。また捕まえられると思ったオオイヌくんは、あわてて逃げようとします。
 「待って、ちょっとお願いがあるの」
 準の困ったような真剣な眼差しを見て、オオイヌくんは準の肩にひょいっと飛び乗りました。
 「あのね…」
 準はそっとオオイヌくんに耳打ちしました。
 「なんだ、そんなことか。お安いご用だよ。オオイヌフグリン…」
 オオイヌくんは、さっとステッキを振って魔法をかけました。
 「わあい、ありがとう。じゃ、学校行って来ま〜す!」
 駆け出そうとする準に、オオイヌくんが声をかけます。
 「準くん、ランドセルは?」
 「あ、忘れた。アハハハハ」
 さっきまでとはうってかわって、明るい準の笑い声が響きます。今日もすてきな一日になりそうです。
 …準がなにをお願いしたのか、準もオオイヌくんも、ヒミツだって教えてくれません。  //end.


 即興でショートストーリーをつけてしまいました(^^;。絵の場面は、ちょうど「行って来ま〜す!」って言ってるところという想定ですが、いかがでしょう?。まさに、思わず物語をつけたくなるすばらしい絵でした(^^)。

 そういうわけでニャントリさん、ありがとうございました(^^)。現在リニューアル進行中とのことですが、4周年、おめでとうございます(^^)。うちもまもなく4年です。これからも、お互いがんばっていきましょうね。ケモノもいいけど、また人間の男の子を描いてくださいね(^^)。


なう・はっぴぃニャントリさんのHP。ほのぼの・健全でしあわせになる作品が楽しめます(^^)。

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参考資料:
みずもり・しょう(Sundewさんとの共同PN)のサークル「二次元ポケット」で出した『ぼくらのせかいちず』のなかの4コマ「花の妖精オオイヌくん」に登場したオオイヌくん。早春に咲くオオイヌノフグリの花の妖精らしい。二足歩行し人語を操り、空も飛べるほか、あやしいステッキを振り回して魔法も使える。自慢は…(以下略)。主人公の蛍くん準くんと並ぶ、二次ポケの人気(?)おとぼけキャラである。