6000まで数えてやる...

 おかげさまで遊来星図書室は、11月14日にのべ6000人目のご来室をいただきました(^^)。みなさま、いつもお運びいただき、ありがとうございます(^^)。
 そして、6000番目は、最近伝言板を盛り上げていただいてる常連のELEさんでした。おめでとう&いつもありがとうございます(^0^)。キリ番申告があっただけでもうれしいのに、その上記念に絵と物語までいただいてしまいました(^0^)〜♪。ELEさんも準を描いてくださいました。どうもすみませんです〜(^^)。
 それでは物語をご堪能ください(^^)。

-- 6000記念CGのストーリー --  文:ELEさん

 寒くなってきたこの季節。お風呂が何よりのご馳走ですね。
今日のお風呂は、お父さんと一緒。準くんは父の日以来、
時々お父さんとお風呂に入ります。

 たいてい、準くんは学校での出来事や悩み事などを、話します。
そう、お父さんは人生の先輩ですから。対するお父さんは、会社での
仕事の話中心。たまにインターネットの話もあります。準くんは
お父さんとの語らいをいつも楽しみにしています。

 しかしこの日、準くんは湯船を前に、寒さに震えながらも考え込んで
いました。寒いけど、入るときはとっても熱く感じます。悩んでいると、
お父さんが一言。

「おちんちんを押さえてはいると、そんなに熱くないぞ。」
「え!?ほんと。」
「本当だとも。お父さんも子供のときは、そうやれって準のお爺ちゃんに
 教わったんだよ。」

 準くんは、おちんちんを押さえて、思いっきり湯船に飛び込みました。

「あっ、熱くない!」
「そうだろう? ま、お爺ちゃんの知恵袋ってやつかな。」
「それ、なんか違うと思う...」

 お父さんは、「外した」と思い、慌てて別の話題に移りました。

「あ...そうそう、この前お父さんのホームページにきたお客さんが、
 6000人を超えたんだよ。」
「え!? もう6000?」
「すごいだろ〜」
「じゃあ、ボクも6000...えっと...そうだ!
 いつもは、お風呂で100数えるけど、今日は6000数えよう!」
「おいおい、無茶するなよ。のぼせたって知らないぞ。」
「大丈夫だよ。いーち、にー、さーん、しー...」
「...お父さん、先に上がるからな。」

 しばらくして、準くんがお父さんとお母さんの手で、風呂場から
救出され、自分の寝床につれて行かれたのは言うまでもありません。

「だから、無茶するなって言ったのに。」

おしまい

−−−−


 ふふふ、とっても楽しいお話ですね(^^)。いつもの準とお父さんの楽しい語らいを書いていただいて、とてもうれしいです。そうですね、準はお父さんが大好きだし、もちろんお父さんも準がかわいいし、そんなふたりだから話すことがいっぱいあるのでしょうね。父の日以来とありますが、ELEさんが私の過去の作品(第12話:父の日)までご覧いただいていたというのがわかって、とても感謝しています(^^)。
 そして、湯舟につかって数を数える・・・子どもならではですよね。早く出たいけど、肩まで入りなさいって言われているし(^^)。でも今日の準は、なんと6000まで数えようと宣言し、実行に移したんですねえ(・・;。この辺の無謀さが、子ども特有の身の程知らずをよくとらえていていいなあと思いました(^^)(お父さんも止めろよなあと思いますが(^^;) 。あのまま救出されて寝かされた準は、お湯に入って6000まで数えた夢を見たのかもしれませんね(^^)。そのかわり、目が覚めてもなんかぬるま湯につかってる感じだったりして(^^;;;。
 で、やはりポイントは、「熱い湯に入るときはおちんちんを押さえるとよい」というお爺ちゃんの知恵袋(?)でしょうか(^^)。そう、男(の子)なら誰でも経験ありますよね、熱い湯に入ると一番敏感な部分が熱く感じるって(^^;。この話、ELEさんのご自分の体験談だそうですが、私もふと想い出してしまいました。子どもの頃、母親と一緒におふろに入ったとき、熱い湯に入るとおちんちんが熱いって正直に言ったことがありました(*^^*)。母親は笑っていましたが、たぶんそんなところに自分と違う「男の子」を感じたと思います。いつも、子どもの頃のことをふと想い出す物語を書いてるつもりですが、今回はELEさんに貴重な想い出を発掘してもらった感じです。なんかそういうのってうれしいですよね、どうもありがとうございました(^^)。
 ところで、今回「おちんちん」という言葉をそのまま使っていますが、別に18禁用語じゃないしいいですよね(^^)。かえって伏せ字にしたり、「アソコ」とか言うとやらしい感じになるので、修正なく載せることにしました。いつも言ってますが、所詮子どものおちんちんなんておしっこするための道具にしか過ぎないのだから、普通に表現すればいいですよね(^^)。

 そして絵ですが、なんともユーモラスな表情ですね〜(^^)。腕組みして、汗をタラタラ流して、熱いのを我慢してる様子がよく伝わってきます。大きな顔だなあ(^^)。私はちまちました絵しか描けないのですが、ELEさんはきっとスケールの大きな人間なんでしょうね(^^)。顔もカワイイですね〜(^^)。準の特徴を捉えながら、ELEさんらしい表情になってます。1度見たら忘れられません(^^)。
 世間一般的な評価ではなく、個人的に絵の善し悪しを判断するときの基準って、つまるところ「上手い」か「下手」かではなく、「好き」か「嫌い」かだと思います。つまり、どんなに上手な絵でも、嫌いな絵はいやですよね。私の基準でいけば、かわいくて、その人なりのオリジナリティを感じる絵が好きなんですよ(^^)。その基準に照らし合わせたとき、間違いなくELEさんの絵は大好きです(^^)。なんかこう、見るだけで思わず微笑んでしまいますよね、この絵は。「CGは、手書きイラストをスキャナで取り込んで、ぺたぺたと色を塗っただけ」とおっしゃいますが、ELEさんらしさが伝わってくるいい絵だと思いますよ(^^)。
 もちろん、今までいただいた絵全部はもちろん、リンクさせていただいてるみなさんが描かれる絵は、みんな個性的でかわいくて、私の心を打つ大好きな絵ばっかりです(^^)。
 私は以前、自分には絵は描けないものだと思っていました(今も描けてるとは言えないが(^^;)。しかし、上手い下手は別として、誰でもその人らしい絵って描けるんですよね(^^)。私がへたくそを承知で絵のHPなんか臆面もなくつくってしまったのは、絵を描くことで意外な自分を発見するためなのかもしれません。もう、「絵が上手いですね」と言われるのはあきらめていますが、来ていただいた方に「好きだよ」って言っていただける絵が描けるよう、これからもがんばっていきたいです(^^)。


 あらためましてELEさん、すてきな絵と物語をありがとうございました(^^)。いつも伝言板にいっぱい書き込みをしてくれて、盛り上げてもらって感謝しています。これからもどうかよろしくお願いいたします(^^)。
 そして今、ELEさんとのある企画が進行中!。みなさん期待して待ってくださいね(^^)。

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 ELEさんは、高校の頃からのお友達と共同でHP「TEA Softお茶飲み友の会」をお持ちでしたが、11月20日付で解散されたそうです。そして、個人のHPを企画中とのことです。完成したら、もしご迷惑でなければリンクさせてもらいたいものです(^^)。みなさん楽しみに待ちましょう(^^)/。

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