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YZF-R1にゲイルスピードホイール(CBR1000RR用)を装着
たまたまCBR1000RR用のゲイルスピードホイールが手に入ったので、YZR-R1に装着して欲しいとのご依頼です。
R1純正ホイールとCBR用ゲイルホイールを比べると、当たり前ですが、あらゆる部分の寸法が異なります。
ただ社外ホイールの場合、ホイール本体は共通でハブ・カラー類を変える事により、多くの車種に対応している事がほとんどです。
今回もハブとカラーを加工すれば装着できそうでしたので、加工をお引き受けしました。
画像はハブを外した所です。
フロントに関しては、ハブとカラー類をリペアパーツで供給してくれれば他機種へのコンバートが簡単に出来そうな構造です。 |
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R1純正ホイールとCBR用ゲイルホイールを計測すると、CBRの方がディスクの左右幅が広くそのままでは付きません。
R1のディスクオフセットが0mmに対して、CBRはいくらかオフセットしています。
オフセット量の少ないディスクを見つけてきて装着しようとも思ったのですが、ゲイルホイールにはブレーキング社のディスクが付いていたので、これを活かす方向で作業を進める事に。
と言うことで、ハブのディスク取付面の追込み加工を行いました。 |
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削り込んだ部分がお分かりでしょうか?
つや消しの部分が元々のディスクを取付けていた高さで、ピカピカ光っている部分が切削した部分です。
例えば純正ホイールの場合、肉厚がギリギリでディスク取付面を追込めないホイールもあるのですが、今回のホイールは肉厚に余裕があり一安心でした。 |
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ホイールカラーも幅が広かったので、切削して左右幅をR1純正ホイールと同寸に調整しました。
ハブやカラーの加工自体はそう難しいものではありませんが、加工検討および採寸に時間がかかりますしホイールの脱着工賃も必要ですので、お値段もそれなりになってしまいました。 |
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ホイール本体にハブ、ブレーキング社製ディスク、カラーを取付けた所です。 |
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ディスク取付けボルトも特に干渉も無く、問題なく装着できました。 |
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車両に装着完了。
「あれっ、なんでこのホイールが付いているの?」と気づいてくれる人がいると良いのですが。 |
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