Salon du chocolat
10月28日から11月1日までパリはエッフェル塔の足もと、Espace
Eiffel Branlyにてサロン・デュ・ショコラが開催されました
テレビのニュースで、チョコレートをまとったファッションショーの様子が放映されていたのを見た方もいると思います
写真が先に届きましたので、まずはこちらをお楽しみください
写真を送ってくれたESTさんによると、この最終日はチョコレートの大バーゲンだったようですよ
お待たせいたしました
パリ支局の新しいレポーター「YOSHIKO」さんからSalon
du chocolatのレポートが届きました
彼女は、昨年もこのサロンに行ったというチョコレートフリークです
では中の様子をお楽しみください
10月28日から11月1日までの ( たった ) 5日間、エッフェル塔のふもとにて、パリ市民がこよなく愛する年に1度のイベント「サロン・デュ・ショコラ」が開催されました。 今年で6回をむかえるこのチョコレートのお祭りは、この時期、イベントが目白押しのパリで、一般のパリ市民がもっとも楽しみにしている (と私は思う) ひとつです。 なぜなら? それはもう、フランス中、世界中 (?) の、おいしいチョコレート屋さんが一堂に集まり、50フランの入場料を払いさえすれば、かなりの量のチョコレートの試食ができること、パリではめったに買うことのできないような地方のチョコレート屋さんのものを買える事、有名シェフをまじかに見られること! ただたんに甘いもの欲しさにふらふらと吸い寄せられる人もいれば、医学的に見たチョコレート、作家が語るチョコレートの魅力、研究者によるチョコレートの歴史、未来、などなど、かたーくかたーくチョコレートをせめる事も出来るのです。 ちなみにわたくし、YOSHIKOは?もちろん前者! 5日間のうち、3日間通うという、チョコレート中毒?しかもあまりに多量のチョコレートを摂取したため、2日目に鼻血が出るというアクシデントにみまわれながらもめげずに行った3日目。 ああ、よく食べた食べた。 みなさん、チョコレートの食べ過ぎはホントに鼻血ぶーになるんですよ。 いけない、いけない、話がそれた。 さてさて、このチョコレート祭りは、ほかにも、面白い企画が目白押し。 毎回、チョコレートで作った巨大なオブジェが登場したり、チョコレートのファッションショーも行われます。 チョコレートで服を作るなんて、溶けないんでしょうかね? 今年のオブジェは巨大なノードルダム寺院。 去年は、実物大のフェラーリ。 本物と見間違うくらいの、なかなかの出来でした。 ( とは大げさである。) 会場では。チョコレートの産地のアフリカの人達が陽気に太鼓をたたきながら、歌い、踊り、練り歩き、ムードを盛り上げます。というか、彼らは、きっと、だれもいなくても、自分達で楽しんでいるのだろうなあ。 有名シェフによる、チョコレート菓子のデモンストレーションも面白いです。しかも、シェフが作ったお菓子の試食つき。かなりの高倍率ですが、そこはフランス、譲り合いの日本の美徳は捨て、「しる・ぶ・ぷれー!! (おねがい!!)」と叫びながら手を差し出すのです。 お子様向けのチョコレート教室も大盛況でした。( 私は参加していませんが。 )チョコレート屋さんのお兄さん、お姉さんに手伝ってもらいながら、お菓子にお絵描きなどして、お持ちかえり出来るのです。 アンティークのチョコレートグッズもなかなかみものです。 どうして廃盤にしてしまったの?というくらいにかわいいチョコレートの流し型や、ココアを最後までおいしく飲むための、真ん中にかき混ぜ棒のついた素敵なポット、昔懐かしいチョコレートのパッケージなどなど。 ひろーい会場で、チョコ、チョコ、チョコにまみれるなか、唯一、チョコレート(と関連商品であるコーヒー)以外の製品を扱うのは、1社。炭酸入りのミネラルウォータ、「ペリエ」です。このブースでは、みんなに無料にペリエを配っていて、まさにオアシス。 そして復活した体をたずさえ、また会場へともどるのです。 この「サロン・デュ・ショコラ」、東京でも開催されるのですよ。去年のものは、今年の2月に行われました。今年のものは、来年の2月 (?) 詳しい情報が分かり次第、お知らせ致します。 (日本の情報は、もしかしたら、日本にいる方のほうが、早いでしょうか!? ) 皆さんも、是非、行かれてみてはいかがでしょうか? Text YOSHIKO HYODO Photo EST |