クール・オン・フルール
オーナーシェフ 奥田勝

横浜市港北区太尾町744−3
エルムリッシェル103号

045−544−9770

定休日    毎週火曜日
営業時間  10:00〜20:00

new!!! 2000年10月18日 写真家、村上由美さん撮影による奥田シェフの秋商品などを本文後方に追加しました
クール・オン・フルールの奥田シェフをご紹介します. お店は2000年3月23日にオープンしたばかりです
店内には,奥田シェフの作る25種類前後の美しいお菓子が並び,サロンで飛び切りおいしいエスプレッソコーヒーを頂くことも出来ます
毎週土,日,月曜日は奥田シェフ特製のヴィエノワズリー(クロワッサンや,パンオショコラなど)なども買うことが出来ます
ケーキ屋さんが片手間に作るパンじゃありません.実は,奥田シェフはパンもとても上手なんです
その理由は,本文を読んでください

 「クール・オン・フルール」は花のような心という意味.つらいときに慰めてくれる花,うれしいときを演出してくれる花.自分が作るお菓子もそんな花のように・・・という願いが込められているのです.
奥田勝シェフは1962年12月9日,東京生まれ.2000年3月23日,37歳にしてオーナーシェフとなったわけですが,そのパティシエとしての人生は決して平坦なものではなかったようです.
 東京の高校を卒業後,料理人を目指し料理をはじめた奥田青年は,ふとお菓子を作る道を目指し,お菓子の授業もある調理師学校に入りなおし,卒業後,品川プリンスホテルのベーカリー部門に就職.ところが配属されたのはパン部門.人がいないので3ヶ月だけ頼むと言われ,とうとう3年,これじゃダメだと思いキャピタル東京へ.しかし,ここでもパンにまわされ,もう25歳になろうかとしていた彼はコリャやばいと先輩に相談.やっと,サンシャインプリンスでパティシエとしての道をスタートしたのでありました.そしてこの後,人の紹介で出合ったホテル西洋の稲村シェフがフランス菓子への扉に導いてくれたのです.
撮影 村上由美    ショートメリメロ 250円
ゼノワーズにシャンティー(生クリーム)
という定番商品
奥田シェフのシールがアクセント(似てる!!)
 そのフランス菓子の扉は,あのダロワイヨの入り口でした.当時のダロワイヨは小針シェフの時代.ここで本当のフランス菓子を知り,カルチャーショックを受けます.そしてダロワイヨで2年.いつかはフランスへと漠然と考えていたそうです.そんな時先輩から,フランスにいる日本人があるお店をやめるらしいという話を聞きました.さっそくその日本人に国際電話をすると,オーナーにかけあってくれ,なんとそのお店で働けることに.そして,あわただしくフランスへ出発.
 今では多くの日本人が働きに来るというアンジェのトリアノンへ.現在,ミクニのシェフパティシエである寺井シェフも,この店で働いています.そして,その後あめ細工などでフランスでは有名なMOFシェフ,ジャン-フィリップ・ゲイのもとでその技術を習得します.そして帰国.
 帰国後は,ダロワイヨ時代の大先輩であるシュクルダールの熊坂シェフのもとで働き,31歳のとき横浜のエクセレントコーストのシェフに就任.そして,オテルドミクニ系列である横浜のレストラン,コートダジュールの立ち上げにシェフとして参加しました.これらのレストランでの仕事は,奥田シェフにとってとても貴重な経験だったそうです.
 その後,その経験を買われ代官山の「ル・コルドン・ブルー」でフランス菓子を教えます.彼の個性的でモダンな仕上げは,クラシックなお菓子に花を添え,多くの生徒に驚きと感動を与えました.2年半の間,彼は多くの生徒にその技術と情熱を伝えたあと,いよいよオーナーシェフとして「クール・オン・フルール」をオープンさせたのです.
では,その奥田シェフのお菓子とは・・・
 彼のお菓子の根底にあるものは,やはりダロワイヨの本物のフランス菓子だそうです.フランスの有名店には,確固たるブランドイメージと伝統の技術,味が有ります.そのようなところで働くものは,知らず知らずのうちにそういったものを体に染み込ませていくのです.ですから,さあ自分のお菓子をと思うとそれらがベースになるのは,ごく自然のことなのです.
 しかし,彼はそこに自分のアイデンティティーとも言える奥田テイストを混ぜ込んでいくのです.含ませる空気や泡のボリュームをコントロールして適度な軽さを出しつつ,素材の味はしっかりと表現する.お店のショーケースには常にそんな奥田シェフのお菓子が25種類前後並んでいます.
 そしてまた彼は,どんなお菓子にでも「ジョコンド」といわれるアーモンドの入ったビスキュイが使われていたり,メレンゲ系の生地が多く使われている今の風潮に疑問を投げかけています.流行に流されずに,伝統的なジェノワーズを上手に使い,香り高いリキュールをほどよく染み込ませた,フランス菓子本来のおいしさを大切にしていきたい.そう,奥田シェフは熱く語ってくれました.
 そうそう,それから週末と月曜日には限定で,ヴィエノワズリーも並びます.お菓子を作りたくて仕方のなかった頃,3年以上も携わったパンの道.今とてもおいしいパンが作れるのは,あの頃があったから・・・きっと奥田シェフはそう思っているに違いありません
 店名である「クール・オン・フルール」は10年も前から考えていたものだそうです.できるだけたくさんの人たちに,美しい花の心を伝えていただきたいものです.
text webchef

クールオンフルールの秋商品と売れ筋商品     撮影 村上由美
秋の新製品のひとつ ポミエ 300円
りんごをたっぷり使ったタルト
上に乗っているのもナントりんご!!
同じく新商品 パレノワール 
まわりはムースショコラですが、なかに
カシスのムースが入っています
添えてあるのは、カカオ豆のヌガー
秋商品 ボンコパン 380円
プチポアールのコンポートを入れた
マロンのプリン 秋でしょう
     
レーブデザンファン 320円
パイユティーヌの入ったムースショコラに
パータボンブのムース
子供の日のために作った商品ですが
お客様の要望により、定番化しました
ポ・ド・リ 350円
お米を使ったババロアに蜂蜜のソースを
加えてあります
オペラ 320円
フランス菓子の定番オペラを
奥田シェフ流にアレンジj