狭路の通行

〜目標〜

 狭い道路において車両感覚をつかみ、適切な進路と速度を選んで通行できる。

さてさて、ここらあたりから教習所らしい感じになってきたかと思います。おもしろい指導員、嫌いな指導員、いろいろな人がいるかとは思います。

この項目では狭路(狭い路地)を通る技術を身につけていきます。まずは導入として、、、狭路とは言うけど、狭くないと言う事を理解しましょう。幅は3.5m。教習車の2倍以上もある道路を走るんです。両側が脱輪するようになっているのですごく狭く見えますが、実はそんなんでもないんです。

《クランクの通過方法》

1.@の場所へ車を誘導する。

2.右前輪が曲がり角の所に来たらハンドルを右へ一気に切る。

3.曲がって、左側に車を誘導したら一気にハンドルを一気に戻す。

4.Aの場所へ車を誘導する。

5.右前輪が曲がり角の所に来たらハンドルを右へ一気に切る。

6.曲がり終わって車が前を向いたらハンドルを一気に戻す。

さてさて、ここで役に立つのが項目5で書いた内容。ここから下の内容ははっきりいって目印教習。あまりにもこれを使いすぎると応用が利かなくなるので、程々に参考にしてください。

左に寄せる時はDの線。ボンネットの真ん中に見える線はタイヤが踏んでいる線なので、上図のAの縁石がボンネットの真ん中に見えるように車を持ってくればOK。ただし、そんなぎりぎりにする必要はないので、余裕を持っていった方が良いです。

上の図の@の場所に来た時にハンドルを一気に切る訳なんですが、これが左の図のBの線。って事は、運転席から見て、ドアノブのあたりにクランクの縁石が重なったらハンドルを一気に切る。これでOK。

そしてAの場所。今度はCの線。って事は、運転席から見て、助手席のドアノブのあたりに上図のBの縁石が重なったらハンドルを一気に切る。これでOK。

ただし、進みながらハンドルを切っていく場合は少しだけ早めに切り始めないと、切っている間に車が進むので、切り遅れになってしまいます。若干早めにハンドルを切り始めましょう。

まとめると、クランクに入ったらまず、

@クラッチを切りゆっくりにする。

Aそっとクラッチを繋ぎ、(動き出す気配を感じたらクラッチを少し踏んで車を遅くする。)ボンネットの真ん中よりも少し余裕を持った位置へ誘導し、車を左に寄せる

B右(曲がりたい方向)を見て、運転席側ドアのドアノブと、Aの縁石が重なったらクラッチを踏んで車を遅くして一気にハンドルを切る

C曲がり終わってまっすぐになったらクラッチを踏んで車を遅くして一気に戻す。

Dゆっくりと進み、助手席側のドアノブとBの縁石が重なったらクラッチを踏んで車を遅くしてハンドルを一気に切る

E車が曲がり終わったらクラッチを踏んで一気にハンドルを戻す。

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《S字の通過方法》

@まずは車をカーブに対して外側に誘導する。

A行きたい方向を見る。

B車が行きたい方向よりも右側へ行ってしまいそうだったら左、左に行ってしまいそうなら右へとハンドルを切る。行きたい所に車が向かっているならそのまま。

C次のカーブも同様。

さてさて、ここからはまたまた目印的なちょっとずるいやり方です。クランク同様、使いすぎると応用きかなくなりますので要注意です。

まず、Aの縁石を見ます。そしてこのAの縁石が車のボンネット左側のカドと重なるように通っていきます。ずれてきたらハンドルで修正しつつ。そして、次のカーブも同じ。Bの縁石とボンネットの右カドと重なるように走っていきます。これでなんとかなると思います。他には、左カーブでは左前タイヤが道路の中心を通らせ、右カーブでは右前輪が道の中心を通るようにする。これでなんとかなると思います。

最後に普通ですがアドバイス。S字ってのはどうしても外側が落ちそうだ!って思ってしまって怖いのでハンドルを切り足す。切り足すと切り足しすぎて内側に脱輪すると言う人がほとんどです。何回やってもやっぱり落ちそう!って思ってハンドルを切りすぎてしまいます。そんな人はやっぱり大事なのは目線。目線を先にしましょう。先というのはカーブの入り口だったら中間。中間に来たら出口。出口に来たら次のカーブの中間・・・と大体5〜10m先を見るように心がけてください。それと、落ちそう!って思ったらハンドルを切っても構いません。構いませんが、切りすぎないようにしましょう。S字はそんなに急カーブではありません。ハンドルはいっぱいまで切る事は無く曲がれます。切り足すにしても少しだけで大丈夫です。ハンドル半周も回せば大抵の場合、間に合います。ハンドルを切り始めるタイミングを間違っていなければ、1周と半分ハンドルを切れば十分曲がれますよ。内側へ落ちてしまうなら、今度は外側にぎりぎりで前輪を落としてみてください。案外前タイヤが落ちないで曲がれてしまうと思います。もし、外側に前輪落とす事ができた人は今度はその中間でやればちょうど良くなると思います。反復練習で頑張りましょう〜。

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