技能検定とは

そもそも

運転免許は、運転に必要な適性、知識、技能がすべて一定の基準に達した者にのみ公安委員会から交付されるものです。

適正:視力検査、視野、色彩など、肢体の状態や会話能力など

知識:学科試験に合格する(90点以上取る)

技能:技能試験に合格する

これらの試験はすべて公安委員会が行う事になっています。

ですが、今や国民の多くが取得する運転免許。警察ですべてを行うには無理が生じます。

そして、技能試験と同等のものとして扱われているのが教習所の行う技能検定です。

公安委員会の仕事を教習所が委託されて行ってるわけですね。

教習所で行う技能検定の合格証明書があれば公安委員会の行う技能試験が免除されるのです。

 

試験と検定

公安委員会が行うものを試験と呼び、自動車学校が行うものを検定と呼びます。

はっきり言って内容は同じです。同じですが、なぜか検定の方が楽です。

試験は、初めての車で隣に試験管(警察)乗っけて初めての道を走るんだからこりゃたまらん緊張です。

検定は、いつもの車で教習でやったような道を走り、検定員は教習で何度も見ている職員。

そして、大きな違いは、検定は会社員が行う為、何とかして受かってもらいたい!卒業してくれないと会社が儲からない。

試験は、別に受からせる必要はない。別に金儲けでやっている訳ではない。

もちろん、名目上全く同じ基準で、検定だって私情は入れてはいけませんが、人間ですものねぇ。

 

でも仮免は自動車学校でもらうじゃん

仮免の時、修了検定と呼びますね。仮免許試験とは言いません。そして学科ですが、「学科試験」と言っていたはずです。

教習所には管理者(校長と呼ばれ、天の下りの人が多いです)が公安委員会と連携し、その日の問題を決めています。問題は金庫にしまわれていて、一般社員には触る事も見る事もできません。

なので、教習所でやりますが、公安委員会が行っていると言うことになっています。

仮免許もちゃんと発行は公安委員会になってますね。ちゃんと教習所の職員が警察署まで取りに行ったりしてるんですよ。

ちなみに適性試験も公安委員会です。目の検査だけと思われがちですが、実は会話を通じて会話能力や肢体の様子などもチェックされています。

どうやら問題は仮免試験50題が前半後半に25題ずつ分かれていて組み合わせを変えて出題している模様(4種類ずつくらいじゃないかと思われる)

 

と言うわけで

教習所で卒業検定に合格し、卒業証明書を持って、運転免許センターに行けば、あとは適性試験と、学科試験が合格すれば、運転免許証の発行!となるわけです。

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