揚重メカ。
重い物を持ち上げる作業が苦手というパワークの弱点を克服すべく開発された機種。
シーソーのような姿に変形して貨物を持ち上げる。その状態でホイール走行することもできる。
機体の右側に寄せたコクピットとパワーボックスをカウンターウェイトとして利用する。さらに右肩に重りを追加する場合もある。
コクピットを振り回すというイメージから「嘔吐マシン」「宇宙飛行士訓練用パワーク」などと揶揄されるが、実際に乗ってみると操縦者はそれほど揺れを感じるわけではないという。
図の機体は運送会社・マナス運輸のもの。トラックの貨物の積み降ろしに使われている。