シャラバター

マナスファクトリー社のリサイクル工場で、大型の機械を分解し部品を仕分けする作業に使われている。

パワークメーカーの製品ではなく、一工場の現場社員が設計・製作した改造パワークであり、同社の敷地の外ではほとんど見かけることがない。(噂では、本機種を融通してほしいとの要請が他社からなされたことがあったが、事故が起きた際の責任問題を盾にメーカーが横槍を入れてきたため実現しなかったという)

現場の環境に合わせた設計は作業効率を大いに向上させ、同僚社員の好評価を得た。それを受けて初めは2、3台だった本機種は逐次追加製造され、さらには同社の他の工場でも使われ、造られるようになった。

工場に運び込まれた廃パワークのパーツを組み合わせて造られており、主として清掃メカ・ケーサリン(ライオン型)、運送メカ・イディッカ(ヤギ型)、高所作業メカ・プリダーク(ヘビ型)の3機種が使われている。

右腕には大きな外装部品をはぎ取るための〈バケットハンド〉、左腕には細かい内部部品を取り出すための〈スネークハンド〉を装備し、サイズ・形状の異なる多種の部品を1台で扱うことができる。

 

 

■バリエーション

粗大ゴミ処理施設(マナス
ファクトリーが市の委託に
より運営)で使用