セーダー

 

真洲市

本作の舞台となる人工島都市。九十九里浜沖に位置する。

ハンガーデモンズ

元々はスポーツチーム名だが、ここでは市当局に追われる少年たちの集団。

天体観測用メカ。

一般に望遠鏡は性能が高いほどサイズが大型化し、持ち運びが困難になってくる。そこで、パワークに望遠鏡を組み込むことにより「大口径(350mm)」「精密な自動天体追尾」といった高スペックと移動の容易さとの両立を図ったのがこのセーダーである。

2基の光学望遠鏡のほかに、電波・赤外線など多種類の電磁波に対応した望遠観測機器を備えている。

背中のアンテナは通信用で、これは遠く離れた複数の機体を同時に制御し三角観測を行うためのものである。

基本的に無人メカであり自動操縦・遠隔操縦で活動するが、左肩を展開したシートに人を乗せることもできる。このシートはあくまでも観測時の使用を想定したもので、搭乗したまま移動することは推奨されていない。

図の機体は個人所有のもの。

 

★ストーリー上での活躍

南房総市西部在住の俵川某は、趣味の天体観測のために価格数百万円のセーダーを個人で購入するほどのマニアである。

ある日彼は、ハンガーデモンズたちが真洲市のハイテクビルから発した通信をキャッチし、自宅屋上に置いたセーダーの望遠鏡を約70km先の同ビルに向ける。ビルの屋上で繰り広げられる戦闘に驚いた彼は、大ニュースとばかりにその映像をネットに流し実況を始める。それに気づいたパワークマンは中継を阻止しようと特殊部隊を差し向け…

■バリエーション

マナスエンタ

(アミューズメント会社)

真洲産業大学

真洲市内の天文台で使用。一部の機体は
来館者が自由に操作し観測を体験出来る。