謎の地下空間ナラカに割拠する少年武闘集団の1つ〈風軍〉の一員、通称「レッドスネークのガモン」の愛機。
本体はその場を動かずに3本の〈スネークハンド〉を鞭のごとく振り回し、四方から矢継ぎ早に攻撃を加えるという戦法を得意とする。
ナラカでの生活は、外部から定期的に投下される雑多な物資(ゴミ?)に依拠している。少年たちはその中から使えそうなパーツを集めては自軍のパワークを改造強化し、戦力の増強に努めている。
この機体は風軍が分捕ってきたスクラップの中から珍しくほぼ全身が揃った状態で発見されたものだが、機動力に欠けおよそ戦闘に向かなそうなタイプのため誰も率先して使おうとせず、新入りのガモンに押し付けられる形になった。
ある日数人の仲間と共に斥候に出たガモンは敵軍の一団に襲われるが、それまで戦力外と思われていたこの機体で敵を返り討ちにし、他の団員を瞠目させた。
以後彼はこの機体で多くの敵パワークを屠り続け、スネークの名で怖れられるようになったのだ。
 
人が入り込めない狭い場所での作業を行うメカ、というのがこの機種の本来の姿である。
大型機械の内部や各種配管のメンテナンスに使われるほか、建物の天井裏や床下の工事、遺跡の発掘調査などでも活躍する。
フレキシブルで自在に伸縮するマニュピレーター〈スネークハンド〉を大小3種類装備。これをすき間にもぐり込ませ作業を行う。
背中には点検調査用の自走センサーメカ3体を搭載。
図の機体は電気・水道・ガス会社、マナスライフラインのもの。
 
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