パワークが1対1で格闘する競技。
パワークによるダンスを行う芸能ユニット。
様々な先端技術の研究を行うマナスクエスト社が発案した競技用新型パワークの試作品。
新技術を取り入れた関節モーターとバランサーにより機敏性・瞬発力に優れ、バク転などのアクロバティックな動作を得意とする。
パワークスポーツの新たな展開として「パワークによる体操競技」もしくは「パワークによるモーグルスキー」のような種目の構想があり、それを受けて開発が進められていた。
見た目のバランスはプロスポーツ用機種ピングラーに似ているが、操縦者の安全を考慮してコクピットはやや低い位置の置かれ、操縦者は頭の先までキャノピーで防護されている。
パワーボックスが5つあるように見えるが胸の2つはフェイクで実際は3個。一種のお遊び的デザインだが、コクピットを小さく見せ軽快なイメージを持たせるためだとも言われる。
先日行われたデモンストレーションではプロパワードッグ選手の世良万朶郎(せらばんだろう)とプレーン・カナのリーダー飛田方清宅(ひだがたさやか)が乗り手を務め、鮮烈なアクションを披露した。2人は「普通の機種だと高度な操縦テクニックを要する技がいとも簡単にできる。パワークスポーツの新時代だ」と口を揃えて語った。