ゴーディカー

 

パワーボックス

脱着式の動力ユニット。

工学技術の進歩を反映した「第2世代型パワーク」の第1号として発表される予定の新機種。

専門化が進み用途ごとに特化された機種が際限なく増えていくパワーク開発の現状を不経済として反省し、本体はあくまでシンプルに、専門的な作業にはアタッチメントの装着によって対応するという方針で設計されている。

一般向け汎用機に分類されながらもプロ仕様の業務用機に迫る高い基本性能を誇り、加えてプロの様々な専門業務に対応できる「高レベルでの汎用性」を備えた"ハイスペック・オールラウンダー"──というのが先行広告の惹句である。

まだ開発の途上にありこの機体もプロトタイプの段階なのだが、近々オープン予定の"未来売場"を標榜する巨大ショッピングモール〈サルバースタ〉内で試験的に運用されることが決定している。すでに何台かが建設工事中のモール内に運び込まれ、その一部は内装作業等に従事している模様。

ゴーダーとほぼ同じ体格(わずかに小さめ)でありながら重量は2割減、出力は25%増の向上を果たしたと先行広告は謳っている。ただしこれは新型の高性能タイプパワーボックスを装着した場合の数値であり、件の新型はまだ実用段階に至っていない。今のところは既存のタイプを用いるしかなく、その場合のスペックの増進度は宣伝文句の半分程度と見られる。(新型パワーボックスを装着した「完全版」の姿はパワークショーなどで見かけられるが、使われているのは展示用のダミーである)

 

■バリエーション

マナス電子

(デモンストレー
ション用)