ワッティアム

林業メカ。樹木の伐採に使われる。

左右の腕は丸ノコを連ねた構造の〈チェーンド・ソー〉になっている。左腕は厚く頑丈なタイプで、枝にこれを巻き付けて切断する。右腕は薄く大き目の刃を持ち、小枝を払う、下草を刈るなどの作業に使われる。

庭師が庭園の芝の手入れや庭木の刈り込み(トピアリー)に用いる例もみられる。

他に木造家屋の解体、蜂(巨大)の巣の除去、彫刻の制作といった用途がある。

 

※この世界の林業は巨樹(高さ100〜200m、直径10〜20m程)の大枝を伐り落として利用するのが普通で、1本の木を伐り倒すという事態は滅多にない。