ウォンパム

タカ匠メカ。

左右の球状の腕にタカを1羽ずつ収容する。球体は二重になっており、外側の球が回転することで出入り口が開閉する。閉じると中は真っ暗になり、暗所ではほとんど身動きしなくなるという性質を利用してタカを安全確実に運ぶことができる。

脚部のトゲは、狩り場となる草原に生息するヒルなどが這い上がってくるのを防ぐためのものである。

タカ匠という長い歴史を持つ仕事へのメカの導入に対しては伝統を破壊するものとして反対する声もあったようだが、今ではおおむね受け入れられている。