レーシングピットメカ。
エアバイクレースの会場までレースマシンを運び、整備・修理を行う移動式ピットである。このメカ1台でたいていの作業をこなせるため、ピットクルーは1名で事足りる。
左腕にはピットクルー用のシートがあり、先端のマニピュレーターで整備作業を行う。移動時の操縦やレース中のオペレーションもここで行う。
右腕はレースマシンを懸下するハンガーになっている。
右肩の長距離センサーは常にレースマシンを追尾し、マシンの現在位置及びコンディションを確認する。胸部の広域センサーはコース全域をカバーし、他のマシンの位置や周囲の環境条件を把握する。クルーはこれらのデータに基づいてレーサーに指示を送る。
 
左肩には大型のホログラムディスプレイがあり、現在の順位・周回数・速度などの情報やメッセージを観客に提示する。
 
ハンガーの周囲にレーシングコースの映像を巡らし、操縦シミュレーターとして使うこともできる。
右腕は変形してスタート時のカタパルトになる。