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ここでは、このサイト内のデータを調べるにあたって参考にした本・雑誌などを紹介します。必ずしもクリスマス関連の本ばかりでないのは、所謂宗教音楽ではなく、大衆音楽としてのクリスマスソング及び媒体としてのレコードというものに、私が興味を持っているからです。古いレコードでは、ジャケットに年代表記がない場合があり、そのときは出来るだけ番号の近い同レーベルのアーティストを調べ、その中でレコード発売時期が特定出来るアーティストのデータから年代を類推する、という形をとっています。この他に、各レコード・CDのライナー等も参考にはしていますが、ここでは省きました。実際問題として、米RHINO社等のようなごく一部の良心的なリイシュー・レーベルを除き、殆どのライナー(特に日本盤)データは余り信用出来ません。
念の為に書いておきますが、これらの本・雑誌を読んだからといって、このサイト内の情報が全て理解出来るというものではありません。あくまでも参考文献である事をご理解下さい。そして、何よりも音盤そのものこそが、最高・最大の資料であるのは言うまでもありません。
以下の文献を参考にいたしました
「レコード・コレクターズ」誌 1986年12月号
特集:クリスマス・アルバム (株式会社ミュージック・マガジン) この特集によって、それまで集めていたロック/ポップス系のクリスマスレコードだけ ではなく、いろんなジャンルのクリスマスを集めてみようと思うようになった。 *この号の他、現在に至るまでのバックナンバーも同様に参考にしています。 |
“GOLDMINE CHRISTMAS RECORD PRICE GUIDE”
by Tim Neely (KRAUSE PUBLICATIONS/1997) アメリカのレコード/CDコレクター紙「GOLDMINE」が監修している、各ジャンルの プライスガイド本の1冊。6000種類以上のレコードが掲載されている。 |
「ジャズ詩大全 別巻・クリスマス編」 村尾陸男
著 (中央アート出版社/1991) 10数巻に渡るシリーズの別巻。ジャズ〜スタンダードナンバーの歌詞の意味を正 しく理解する目的の本で、これには20数曲のクリスマスソングの原詩、対訳、譜面 が掲載されている。 |
“THE OXFORD BOOK OF CAROLS” by Percy Dearmer,R. Vaughan Williams,Martin Shaw (OXFORD UNIVERSITY PRESS/1965) 名著として名高い1冊。現在発行の版は頭に「NEW」がついている。 |
“MERRY CHRISTMAS,BABY” by Dave Marsh and
Steve Propes (Little,Brown and Company/1993) サブタイトルに「BING TO STING」とあり、要するにビング・クロスビーの時代から スティングの(と言うより「クリスマス・エイド」というオムニバスが出た)時代までの、 主にアメリカのクリスマスソングの流れについてまとめた本。巻末に主要アーティス トとその代表曲のレコードリストあり。 |
「秘蔵 シングル盤天国 洋楽編」 (シンコー・ミュージック/1996) 「秘蔵 シングル盤天国 邦楽編」 (シンコー・ミュージック/1996) この2冊は、それぞれクリスマスシングルの特集ページもあるが、年代表記のない シングルを、同レーベルのレコードから年代推定する場合にも使用。 |
「日本の60年代ロックのすべて」 黒沢進 著
(ビート資料刊行会/1989) 「日本ロック紀GS編」 黒沢進 著 (シンコー・ミュージック/1994) 「ルーツ・オブ・ジャパニーズ・ポップス 1955-1970」 監修 黒沢進 (シンコー・ミュージック/1995) これらは主に日本のロカビリー〜GS期のレコードガイドとして使用。 |
“musicHound/LOUNGE” edited by Steve Knopper (VISIBLE INK PRESS/1998) レコードリストの分類で「ラウンジ」というカテゴリーを考えたときに、境界線を どのようにするべきかの参考書にしたレコードガイド本。他の各ジャンルのガ イド本もあり。 |
“JUKEBOX MAGAZINE/L'ARGUS DU DISQUE” 1)LES 33 TOURS 30 CM FRANCAIS-Vol.1 (1993) 2)LES 33 TOURS 30 CM FRANCAIS-Vol.2 (1995) 3)LES SUPER 45 TOURS ETRANGERS (2nd Edition 1995) 4)LES SUPER 45 TOURS FRANCAIS (3rd Edition 1996) フランスのオールディーズ専門誌「JUKEBOX」が発行しているレコードガイド。 FRANCAISはフランス人アーティスト。ETRANGERSは外国人。 |
「季刊 ジャズ批評」No.97 フランク・シナトラ大全集 (ジャズ批評社/1998) コロムビア、キャピトル、リプリーズと多岐に渡るクリスマス録音の確認に使用。 |
「フィル・スペクター 甦る伝説」 マーク・リボウスキー著/奥田祐士 訳/大瀧詠一 監修 (白夜書房/1990) 特にクリスマスの為に買った1冊ではないが、レーベル管理が色々移って行く中 でのクリスマスレコードのリリース状況確認に使用。 |
「漣 健児と60年代ポップス」 監修 高 護 (シンコー・ミュージック/1998) 初めての訳詞が、あの有名な「赤鼻のトナカイ」(新田宣夫名義)だったのは今 や有名な話だが、その辺の事情やレコードリストが掲載されている。 |
「ポップ・ヒット・メイカー データ・ブック」
監修 VANDA (シンコー・ミュージック/1999) ロック/ポップ研究誌「VANDA」が監修した労作。60〜70年代のポップミュージック 黄金期を支えたソングライター/プロデューサー/ポップグループを徹底紹介した大事 典。後半の約18000曲に及ぶソングリスト及びディスコグラフィは圧巻。 |
「SOFT ROCK AtoZ」 VANDA 編 (音楽之友社/1996) これも「VANDA」がまとめた本。ソフトロックといっても定義が非常に曖昧だが、この 前書き曰く「主に’66年から’75年頃までの英米のポップ・ミュージック」のガイド本。 アニタ・カー・シンガーズのクリスマスLPは、載ってはいなかったが、この本のおかげで 年代が分かった。 |
「エレキ・インスト大全」 New Eleki Dynamica
編 (シンコー・ミュージック/1998) エレキ・インストのファンクラブ、New Eleki Dynamicaが編集した、このジャンルとし ては世界最強といっても過言ではない資料本。 |
「THE VENTURES BOOK〜結成から現在まで」 (河出書房新社/1995) メンバーのインタビュー、ディスコグラフィー等、充実した内容の豪華本。でもメル・テ イラーのプレイはもう見られない。 |
「地球音楽ライブラリー加山雄三」 監修 加瀬邦彦 若大将サポーターズクラブ 編 (TOKYO FM出版/1997) 新書版のシリーズだが、充実したディスコグラフィ本。この本を見るまでは、80年代 のクリスマスLPは60年代に出たもののジャケット違いで、シングル・EPともLPからの カットだと思いこんでいた。 |
「別冊MUSIC MAGAZINE 季刊ノイズ」誌 第2号 特集:美空ひばり (1989) 現在はなくなってしまった雑誌だが、これはひばりがまだ入院生活をしていた頃に出 た1冊。「演歌の女王」などという安易な括りではなく、インターナショナルな感覚で 聴いた美空ひばりがどうなのか、という特集。SP時代からの全シングルリスト掲載。 |
“JUKEBOX MAGAZINE” No147(Decembre 1999)&No148(Janvier 2000) フランスのオールディーズ専門誌「JUKEBOX」の1999年12月号と2000年 1月号。共にクリスマスレコード特集号で、アメリカのアーティストが12月号、 イギリスとフランスのアーティストが1月号(フランス盤のみ)。 |
その他、ビルボード・チャート・ブック等も参考にしていますが、こちらは高価
で尚且つ非常に重たい本の為、もっぱら立ち読み専門で済ませております。
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