高橋 健二
KENJI TAKAHASHI
bass
 1938(昭和13)年7月9日、東京生まれ。典型的な下町の商家で育つ。中学時代にはブラスバンドでトランペットを吹いていた。高校卒業後、同級生や会社の友人と“ウエスタン・ワゴン”を結成。ウクレレやベース・ウクレレに始まり、その後サイド・ギター、ベース担当となる。昼は会社勤め、夜はバンドという生活を続けていたが、やがて会社を辞めてプロ・バンドとして独立する。主に仙台や青森など東北のジャズ喫茶を廻っていたが、1962年、ブルー・コメッツでベースを弾いていた大橋道ニ氏の現役引退に伴い、後釜としてブルコメに加入。家業を継ぐため、一時グループを離れたが65年に復帰し、以後、堅実な演奏でGS時代のブルコメを支えた。現在は音楽シーンから身を退いている。