Release date: 10/4/2005
Country: USA
Label: Emi Gospel
Catalog#: C
Guest Artists:
Blind Boys Of Alabama(#5)
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Track Listing:
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1 |
Christmas Prayer |
2 |
Go Tell It on the Mountain |
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Mary's Boy Child |
4 |
White Christmas |
5 |
Joy to the World |
6 |
Merry Christmas Baby |
7 |
Hark the Herald Angels Sing |
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8 |
First Noel |
9 |
Christmas Everyday |
10 |
O Come All Ye Faithful |
11 |
Ave Maria |
12 |
It Came Upon a Midnight Clear |
13 |
Amen |
14 |
Amaging Grace *bonus track |
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今年ハリケーンで大きな被害を受けたニューオーリンズですが、9月上旬に米NBCで放送された"Concert For Harricane Relief"で、アーロン・ネヴィルはランディ・ニューマンが書いた「Louisiana 1927」、そして「Amaging Grace」を歌いました。そのときの画像はニュースでも流れましたが、その(おそらく「Amaging Grace」を歌ったときの)アーロンの表情は悲痛に満ちたもので、胸がしめつけられる思いでした。
これは'93年の『Aaron Neville's Soulful Christmas』に続く、2枚目のクリスマスアルバム。'93年盤にも収録されていた[3]は、前回のスローなアレンジとは違い、ドリフターズのヴァージョンをそのままカヴァーした形。その他は曲のダブりこそないものの、昨年出たニューオーリンズ系のクリスマス・コンピレーション『Christmas
Gumbo』に収録されたタイトル曲[1]、ブラインド・ボーイズ・オブ・アラバマが2003年に出した『Go
Tell It On The Mountain』に収録された[5]、あと[11]や、ボーナスとして収録された[14](ジャケット記載なし)など既発ヴァージョンが目立ちます。そのせいか、アルバムとしては、サウンドも含めてやや統一感に欠ける感も。
ただ、グレッグ・バーンヒルとウィル・ロビンソンによるタイトル曲は、ここ数年に書かれたクリスマスソングの中でもかなり出来のよいもので、1曲目に入ったこの曲が、アルバムの中でも結果的にベストトラックになっています。あとはチャールズ・ブラウンのカヴァー[6]と、自作の[9](ミラクルズのカヴァーかと思ったら違ってました)がそれに続く仕上がり。トラックの出来不出来がはっきりしており、通して聴くとややダレる面もあるのですが、ボーナスの[14]にはやはりしんみりとならざるを得ません。(2005.10.30) |
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