Release date: 9/28/2005
Country: JPN
Label: トイズ・ファクトリー
Catalog#: TFCK-87395
Guest Artists:
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Track Listing:
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1 |
ディグ・ザット・クレイジー・サンタ・クロース |
2 |
エンジェルス・ウィ・ハヴ・ハード・オン・ハイ |
3 |
ゲッティン・イン・ザ・ムード(フォー・クリスマス) |
4 |
ホワイト・クリスマス |
5 |
レット・イット・スノウ |
6 |
ザット・ユー・サンタ |
7 |
ヘイ・サンタ! |
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8 |
マイ・フェイヴァリット・シングス |
9 |
ユーア・ア・ミーン・ワン,ミスター・グリンチ |
10 |
クール・ユール |
11 |
ジングル・ベル・ロック |
12 |
サンタ・ドライヴス・ア・ホット・ロッド |
13 |
ホワット・アー・ユー・ドゥーイング・ニュー・イヤーズ・イヴ |
14 |
クリスマス島 |
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2002年の『ブギ・ウギ・クリスマス』に続く、クリスマス・アルバム第2弾です。全14曲(ボーナストラック1曲含む)のほとんどは有名曲ですが、[3]は「イン・ザ・ムード」をクリスマス用の歌詞付きでカヴァーしたもの。オリジナルは[7][12]の2曲。本人が好きで演ってるのが伝わってくるだけに、あまり貶せませんが、アルバムとしては微妙な仕上がりかも。[4]なんかは、エルヴィスのアレンジでほぼ丸々1曲演ったあとに、アップテンポでもう1回というという展開で、約4分半のトラックになっていますが、これももう少しタイトにまとめられたのではないかという仕上がりです。ただ、前半をカットしなかったのはエルヴィスへの敬意なのかもしれませんが。
前回のクリスマスアルバムのライナーでも感じたことですが、収録されているクリスマス・スタンダードの類に関して、書き手がどの程度理解した上で書いているのか、どうも疑わしい点があります。それこそ誰がオリジナル・アーティストか、調べてすらいないのではないかと。当たり前の話ですが、ブライアン・セッツァーはもちろん分かって演っているわけで、もう少し勉強してくれないと本人が可哀相なのはもちろん、日本盤を買う若いロカビリー・ファンだって視野が狭くなるだけです。
一例を挙げるなら、[1]は「Oscar McLollie & The Honey Jumpersのヴァージョンでも有名」なのではなく、まずオリジナル・アーティストであるオスカー・マクローリーの曲として有名なのです。この'54年のシングルが大好きだからこそ、ブライアン・セッツァーはツアーでも演奏してたのだと思うのですが、こういう書き方をされると、オスカー・マクローリーを知らずに(あるいは調べずに)書いてるのではないかと邪推してしまいます(この人だけアルファベット表記のままというのも気になるし)。
あと日本盤のボーナストラックとして収録された「クリスマス島」(もちろんあの「Christmas
Island」です)ですが、歌詞や対訳がないのはまだ分かるとしても、ライナーでは“嬉しいことに日本盤には「クリスマス島」がボーナストラックで収録。いきなりハワイ&プレスリーな世界へと誘われつつ気づいたのは、いつの間にか無邪気な心を取り戻していた自分”と書いてあるだけ。無邪気な心を取り戻したのは結構ですが、せめてアンドリュース・シスターズの名前くらい出しとかないと、先達へのリスペクトを忘れずに音楽をやっているブライアン・セッツァーに対しても失礼というもの。(2005.10.30) |
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