Release date: 10/5/2003
Country: USA
Label: Collc
Catalog#: CC
Guest Artists:

Track Listing:
1 Away in a Manger
2 The Wexford Carol
3 The First Day
4 Riu Riu
5 Silent Night
6 The Coventry Carol
7 Codhlaim Go Suan
8 Christmas Day Is Come
9 Winter, Fire and Snow
10 Pie Jesu
11 Hymn to the Virgin
12 O Holy Night
13 Ther Is No Ros

 アイルランドの混声合唱団であるアヌーナのアルバムは、もともと2002年に『Winter Songs』のタイトルで発表されていたもののようですが、今年『Christmas Songs』のタイトルでUS盤として再発されており、未入手の1枚でもありましたので、ここで紹介することにします。

 こうしたグループのアルバムは、聴いたことのないキャロルが入っていることが多いので、例えば手元にある「The Oxford Book Of Carols」のような本で確認しながら聴くことが多いのですが、それでも例えば[3]のようなオーストラリアのキャロル(Kilmoreのキャロルとあったから多分そうでしょう)とかになるとお手上げです。

 [4]は以前モンキーズがTVのクリスマスプログラムで歌ってたので、16世紀頃のスペインのキャロルだと知っていましたが(MFQの録音もあり)、そのときのタイトルは「Riu Chiu」でした。その他には[8]が、歌いだしの索引で「Irish Carol」と呼ばれる曲だと分かったものの、途中からの歌詞とかメロディーが本に載っている譜面と違います。結局全13曲のうち、半分以上は知らない曲でしたが、じゃあつまらなかったかというとそんな事はなく、これがなかなかイイ仕上がり。でもタイトルは『Winter Songs』の方がしっくりくると思います。

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