Release date: 9/26/2003
(*original release:10/15/2002)
Country: USA
Label: Buena Vista
Catalog#: 60129-7
Guest Artists:
Christina Millian, Lil' Romeo
Haylie Duff
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Track Listing:
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1 |
What Christmas Should Be |
2 |
Santa Claus Lane |
3 |
Santa Claus Is Coming To Town |
4 |
I Heard Santa On The Radio |
5 |
Jingle Bell Rock |
6 |
When The Snow Comes Down Tinseltown |
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7 |
Sleigh Ride |
8 |
Tell Me A Story |
9 |
Last Christmas |
10 |
Same Old Christmas |
11 |
Wonderful Chritmastime |
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2001年に始まったTVシリーズ『リジー&Lizzie』(日本ではディズニー・チャンネルで今年より放映)で大人気となった、ヒラリー・ダフのクリスマスアルバムです。もともとは昨年10月に出たアルバムですが、今年出たアルバム『メタモルフォシス』が大ヒットしたこともあり、オリジナルのクリスマスソング[1]を新たに追加して再発売されました。ジャケットはオリジナルのままです。
本来は昨年取り上げるべき1枚でしたが、昨年時点ではまだ日本での彼女の知名度も今ひとつだったせいか聴きもらしてしまっていたので、再発売となったこの2003年バージョンを取り上げます。
'87年の9月生れで現在16才、[1]以外の録音時点では14才ですから、それを考えるとなかなかのもの。といっても、10代の女の子の元気一杯の歌声というのとも少し違っており、そのせいか、[3][5][7]のような明るくなるはずのカヴァー曲が意外に今ひとつの出来。今年オリジナルが1曲追加されたので、オリジナル6曲にカヴァー5曲という比率になりましたが、全般的にオリジナルの方がいい出来です。比較的新しいカヴァーであるワムの[9]は凡庸な仕上がりでしたが、アップテンポにアレンジしたポールの[11]は、かえってこっちの方がいいかも。とはいえ、あのエンディングでアルバムが終ってしまうというのは、あまりにも淋しいと文句の一つも言いたくなります。
[4]にはクリスティーナ・ミリアン、[7]にはリル・ロミオ、[9]にはヒラリーの実姉であるヘイリー・ダフが参加。ヘイリーはともかく、他の2人に関しては、昨年の時点におけるヒラリーのアーティストパワーが、まだ一本立ちしていなかったのを証明しているかのようです。タイトル曲の[2]は昨年公開の映画『サンタクロース・リターンズ!クリスマス危機一髪』にも使用されていました。(2003.10.23) |
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