Release date: 11/20/2002
Country: JPN
Label: Rhino/ワーナー
Catalog#: WPCR-11371
Guest Artists:
Billy Preston、Willie Nelson、
Ben Taylor
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Track Listing:
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1 |
Christmas Is Almost Here |
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O Come, All Ye Faithful |
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The Land Of Christmas (Mary) |
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Silent Night |
5 |
Twelve Gates To The City |
6 |
I'll Be Home For Christmas |
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7 |
God Rest Ye Merry, Gentlemen |
8 |
Heaven |
9 |
Pretty Paper |
10 |
Have Yourself A Merry Little Christmas |
11 |
Happy Xmas (War Is Over) |
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カーリー・サイモンの初クリスマスアルバムです。プロデュースは彼女とドン・ウォズ。ライナーには彼女自身によって、このアルバムを作るいきさつや制作の過程が書かれています(日本盤には対訳あり)。
冒頭のタイトル曲[1]はリビングストン・テイラーが書いたものですが、味わい深いイイ曲です。[3]は彼女のオリジナルですが、これも佳曲。ゴスペルナンバーの[5]は、古くは盲目のブルース・ミュージシャンのゲイリー・デイヴィスのヴァージョンなんかが有名ですが、ここではビリー・プレストンがハモンドとヴォーカルで参加。[6]は途中から彼女自身が書いた歌詞で歌われます。
[7]は彼女の息子のベン・テイラーとのデュエット。[8]は彼女の妹、ルーシー・サイモンが15年ほど前に書いたという曲を、今回のクリスマスアルバム収録用にリメイクしたもの。続く[9]では、'63年にウィリー・ネルソンが書いたこの曲をご本人と共演。[10]はヴァ−スから歌っています。[11]は原曲に近いアレンジでシンプルに歌っていますが、力強さが感じられるカヴァーでした。
全編アコースティックを基調としたサウンドで、最小限の装飾で統一されていますが、何よりも本当にこの人らしいアルバムになっているというのが嬉しく、正直言って最初聴いたときはそれほど良いと感じなかったのですが、何度か聴いているうちに味が出てくるアルバムになってきました。(2002.11.26) |
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