Release date: 10/15/2002
Country: USA
Label: Varese Sarabande
Catalog#: 302 066 401 2
Guest Artists:
Nokie Edwards, David Carr
|
Track Listing:
|
1 |
Jingle Bells |
2 |
We Wish You A Merry Christmas |
3 |
Winter Wonderland |
4 |
Joy To The World |
5 |
O Christmas Tree
(O Tannenbaum) |
6 |
Silent Night |
7 |
Hark The Herald Angels Sing |
8 |
God Rest Ye, Merry Gentlemen |
9 |
O Holy Night |
10 |
The Christmas Song |
|
11 |
Sleigh Ride |
12 |
Medley: Rockin' Around The Christmas Tree
/ Here Comes Santa Claus |
13 |
We Tree Kings |
14 |
What Child Is This? |
15 |
O Come All Ye Faithful |
16 |
Deck The Halls |
17 |
Feliz Navidad |
18 |
Christmas Joy |
|
|
昨年日本のM&Iからクリスマスアルバムを出したベンチャーズですが、アメリカでも新たなクリスマスアルバムが作られました。ただし、この中に収録された[3][10][11][12][17]の5曲は、昨年のM&I盤のトラックが使用されております。ミックスが若干違っておりますが、[17]でのクラベスの定位が、M&I盤ではほぼセンターだったのが今回は左に変わっているのが目立つ位で、あとはそれほどの違いはありません。
なのでジャケット裏面にある、全て2002年録音というのはちょっとウソなのですが、録音スタジオは同じ場所のようです。ゲストにノーキー・エドワーズがリードギターで参加とありますが、おそらくそれも昨年のM&I盤で参加した、上記の5曲中[10]を除いた4曲のみと思われます。ノーキーの参加曲以外は、ジェリー・マギーとボブ・ボーグルがリードを担当しています。
「ウォーク・ドント・ラン'64」風の[4]、「パーフィディア」風の[5]、「テルスター」風の[7]、「秘密諜報員」風の[8]、「ブルー・スター」風の[9]等、例によってどこかで聴いたようなリフが登場し、正直に言ってそれらの全てがピタッとはまったアレンジに仕上がったとは言いがたいのですが、'65年に出したクリスマスアルバムを基本的にそのまま再演しただけのような作りだった昨年のM&I盤よりは、私は個人的にこちらの方が好きです。
ドン・ウィルソンのヴォーカルで歌われるラストの[18]ですが、70年代初めに日本でヒットした、ベンチャーズのオリジナルとライナーにあったので、こんな英題の曲あったっけなあと思いながら聴くと、渚ゆう子が歌ってヒットした「京都慕情」でした。(2002.11.17) |
|