Release date: 11/20/2001
Country: USA
Label: Rounder
Catalog#: 11661-0496-2
Guest Artists:

Track Listing:
I'll Be Home For Christmas
The Christmas Song
Merry Christmas Darling
Blue Christmas
Johnny's Snowman
Let It Snow



Silent Night
Winter Wonderland
White Christmas
Have Yourself A Merry Little Christmas

 29才という遅いデビューだったカントリー・シンガーのディーナ・カーターは、60年代半ばから70年代にかけて、ナッシュビルのセッション・ギタリストとしてならしたフレッド・カーターの娘です。このクリスマスアルバムは、全てそのフレッドのギターだけの伴奏で歌われています。
 殆どの曲はクリスマス・スタンダードといってよいものばかりですが、カーペンターズのカヴァー[3]から、フレッドの自作でもある[5]にかけての出来が特によく、その他のトラックも丁寧に、というよりも大事に作られているのが聴いていて伝わってきます。
 聴いていてうきうきするような楽しさというのはないものの、何とも暖かい気分にさせてくれる1枚になっており、全編アコギだけのサウンドということで、若干ダレるところもありますが、有名曲ばかりを無節操に並べたつまらないコンピレーションCDを買うぐらいなら、この40分少々の親娘二人だけのアルバムをオススメします。
 [10]が終わって30秒ほどすると、シークレットトラックとして、幼い彼女と父フレッドの会話を録音したもの、そして当時のフレッドのデモ演奏が流れます。(2001.11.24)

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