
Release date: 10/30/2001
Country: USA
Label: Hip-O
Catalog#: 314 585 413-2
Guest Artists:
Kenny Loggins, Vince Gill
Clint Black
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Track Listing:
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Christmas Never Felt Like This Before |
The First Noel |
Have Yourself A Merry Little Christmas |
Silver Bells |
(There's No Place Like) Home For The Holidays |
What Child Is This |
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Away In A Manger |
Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow! |
O Holy Night |
White Christmas |
Ave Maria |
Silent Night |
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オリビア・ニュートン・ジョンの初クリスマスアルバムですが、内容はこれまで録音したクリスマス音源のコンピレーションで、このアルバム用に新しく録音したものはありません。とはいえ、タイトルは「コレクション」と謳ってますから、ウソではないのですが。
収録されたものは4種類の音源で、[1]が'95年のオムニバスアルバムである『Mother
& Child』の収録音源。オリビア自身も曲作りに参加したナンバーで、今回のCD中で唯一のオリジナルです。[2]が'99年のオムニバスアルバム『The
Spirit of Christmas '99』収録音源。
[3][8][10][12]の4曲が'99年に行なわれたケニー・ロギンスのTVスペシャルで放送された音源。これはケニー・ロギンスがその年に出した『ディセンバー』というクリスマスアルバムに絡めて企画されたもので、オリビアの他にはカントリーシンガーのクリント・ブラックやデヴィッド・フォスター等が出演していました。[3]はケニー・ロギンスとのデュエット、他の2曲はロギンスとクリント・ブラックの3人、[12]はオリビアのソロになります。
残りの[4]〜[7][9][11]の6曲が、昨年ホールマークから出たヴィンス・ギルとのジョイントによるクリスマスアルバムに収録されていた音源です。何れもロンドン交響楽団をバックにしたもので、[5][7]の2曲はヴィンス・ギルとのデュエットになります。
ということでアルバムとしては、些かちぐはぐになってしまった感は拭えません。[1]の70年代後半当時のオリビアを思い出させる雰囲気は悪くありませんが、各曲の仕上がりとしては、やはり昨年のアルバム音源が一番かっちり作られており、そこからのナンバーが続く中盤の[4]から[7]あたりの流れが、1番の聴き所になっています。
あのホールマークのCDは決して入手しやすいものではなかったので、その意味では今回のこのコンピレーションは有り難いでしょうが、クリスマスアルバムとして聴くには、オリビアのファン以外には少しキツイかもしれません。(2001.11.18) |
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