Socks Every Time Every Xmas
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 1. Happy Day
   〜1年365日めざすはクリスマス気分〜
 2. 真夏のメリークリスマス
 3. Xmasクルージング
 4. 赤白パンダが木に登る
 5. 別々の空の下
 6. 戦え!スノーマン 
   〜火星放送TV「正義の味方
     スノーマンファイター」テーマソング〜
 7. 降誕節 kou-tan-setsu
 8. 宇宙人もXmas
   〜Who is Mr.Santaclaus?〜
 9. 不思議の国へ
   〜サンタ幼少の頃の
     お引越しの想い出の巻〜
10. 夢の楽園 〜サンタアイランドへ〜
  *以下Bonus Track
11. M-1のminus one track
12. M-2のminus one track
13. M-6のminus one track
14. M-7のminus one track
リンクでも紹介しているSOCKSが今年の7月に出したCDです。1年中クリスマスソングをやるバンドですので、真夏に出たこのCDは、できるだけ年間を通して聴いてもらえるようにと、歌詞も冬のクリスマスにこだわらずに、バラエティに富んだ造りになっています。しかし、クリスマス本番も近いこの時期に聴くとなると、この時期のみに焦点を合わせてリリースされるCDに比べた場合、「年間を通して」というコンセプトがハンディになっているのは正直否めません。結果的に1年中の鑑賞に堪えるような傑作になってしまったスペクターのLPのような例もありますが、「1年中楽しめる」と「クリスマス」を両立させるのは誠に難しいものです。が、あえてその道にチャレンジしている事に敬意を表します。ただ私が思うに、「いつでもどこでも楽しいクリスマス気分が味わえる」、「いつでもどこでも今がクリスマスであったならと思う気持ち」、この2つは似ているようで違います。今のSOCKSは前者的なアプローチですが、この時期に聴いてなおふさわしいものにする為には、後者のスタンス(=ないものねだり)をどこかに踏まえつつ曲作りに対峙していく事も必要なのではないかと思った次第です。私のお気に入りはM−1.5.9でした。(1999.12.1)
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