レイ・ブラウンといえば、私なんかはどうしてもO・ピーターソン、E・シグペンとの“ザ・トリオ”を思い出してしまいますが、ここ数年は自身のトリオを率いてコンスタントな活動を続けています。このCDでは7人のヴォーカリストを招いていますが昨年殆ど同じようなメンバーによるCDが出ていたなぁと思って見ると、やはり録音は昨年のCD同様’97年12月でした。曲によってアレンジがスイング、ソウル、ラテン、ラップとバラエティに富んでいるとも言えますが、アルバムとしては中途半端になってしまった感もあります。私のお気に入りは、ダイアナ・クラールが参加したM−2、トリオのみのM−3、ケヴィン・マホガニーが歌うM−6です。ドラムのグレゴリー・ハッチンソンのラップ、M−13は蛇足です。(1999.11.1) |
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1. AWAY IN A MANGER
2. SANTA CLAUS IS COMING TO
TOWN
3. GOD REST YE MERRY, GENTLEMEN
4. IT CAME UPON A MIDNIGHT
CLEAR
5. LITTLE DRUMMER BOY
6. THE CHRISTMAS SONG
7. RUDOLPH THE RED-NOSED REINDEER
8. WINTER WONDERLAND
9. WE WISH YOU A MERRY CHRISTMAS
10. O TANNENBAUM
11. JINGLE BELLS
12. WHITE CHRISTMAS
13. THE CHRISTMAS RAP
Ray Brown(b), Geoff Keezer(p)
Gregory Hutchinson(ds)
Guest Vo.:Dee Dee Bridgewater(1),
Diana Krall(2), Etta Jones(3),
Kevin Mahogany(6), Nancy
King(8),
Marlena Shaw(11), Vannesa
Rubin(12) |