01.CAROL OF THE BELLS
02.WHAT CHILD IS THIS
03.CHRISTMAS TIME IS HERE
04.NOTHING BUT A CHILD
05.O COME, O COME EMMANUEL
06.I'LL BE HOME FOR CHRISTMAS
07.LET IT SNOW! LET IT SNOW! LET IT SNOW!
08.IT'S THAT TIME OF YEAR
09.HONOLULU CHRISTMAS LIGHTS
10.AMAZING GRACE
11.UKULELE CHRISTMAS
 '95年にも素晴らしいクリスマスCDを出しているテレサ・ブライトですが、今回のこのCDも期待にたがわぬ出来栄えです。30数分ほどの短いCDで、日本盤はボーナストラックとして[11]が追加されていますが、それでも収録時間は34分ほどです。しかしダラダラと凡庸な演奏が続くCDで迎えるクリスマスよりも、何十倍も素晴らしい時間を与えてくれるでしょう。前作ほどスラック・キー・ギターやウクレレが目立ったサウンドにはなっておらず(ボーナスの[11]は短いインストです)、また全て英語で歌われています。[3]はヴィンス・ガラルディのあの曲ではなく、レイ・パーカーJr.の曲で、意外にカヴァーされることの少ない珍しい選曲です。[8][9]の2曲は、ピーター・ムーン・バンドのドゥワイト・カナエの作品で、この人はテレサのいとこにあたります。本来のエンディングである[10]の後に付け加えられたボーナス曲[11]も、ここではクロージング・テーマ的な役目を果たしており、全体のバランスは壊していませんのでひと安心です。ジャケットがあまりにも地味なのが損ですが、今年出たクリスマスCDとしてはオススメの1枚です。(2000.11.28)
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