Charlotte Church dream a dream
CHARLOTTE CHURCH
01.DREAM A DREAM (ELYSIUM) *
02.O COME, ALL YE FAITHFUL
03.THE LITTLE DRUMMER BOY
04.MARY'S BOY CHILD
05.DING DONG! MERRILY ON HIGH
06.WINTER WONDERLAND
07.THE CHRISTMAS SONG
08HARK! THE HERALD ANGELS SING
09.THE COVENTRY CAROL (LULLY LULLAY)
10.JOY TO THE WORLD
11.WHEN A CHILD IS BORN
12.WHAT CHILD IS THIS?
13.GOD REST YE MERRY, GENTLEMEN
14.DRAW TUA BETHLEHEM
  /FAR OVER BETHLEHEM
15.AVE MARIA
16.GABRIEL'S MESSAGE
17.O HOLY NIGHT
18.LO! HOW A ROSE E'ER BLOOMING
19.SILENT NIGHT
 
*Duet with Billy Gilman
 シャルロット・チャーチのクリスマスアルバムが予想通り出ました。イラストジャケットですが、裏ジャケを見て納得。デビューの頃の子供っぽい顔立ちから、だんだん大人びた顔(勿論身長等もでしょうが)に変わってきてるのですね。子供っぽいイメージのうちに売ってしまおう、という戦略が見えてしまいました。しかし、日本盤の方は写真のジャケットに変え、裏ジャケもブックレット内の写真に変更しています。日本では美少女風に売ろうとしているのか、この辺マーケティングの違いというか、プロモーションのやり方の違い、これはこれで興味深いところではあります。
 1曲目のタイトル曲、これは先日取り上げたビリー・ギルマン(クリスマスアルバムに、1曲シャルロットも参加)が加わっています。なかなかドラマチックな良いバラードなのですが、ビリー・ギルマンを参加させる意味があるのかとなると、首をかしげてしまいます。ただのボーイ・ソプラノ(の声)が欲しいだけなら、クラシック畑からピックアップした方が、人気歌手に寄りかからない、クリスマスアルバムとしての普遍性が出たのではないでしょうか。サブタイトルの"ELYSIUM"とは、「理想郷」の意味です。
 2曲目以降はクリスマス・スタンダードとキャロルです。シンプルなアレンジの[4][9][12][15]などは良い出来ですが、下手にアレンジ過多になると今ひとつの出来です。曲目そのものの流れとしては分るのですが、アレンジがその流れをわきまえていないというと言い過ぎでしょうか。(2000.11.1)
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