ギンヤンマ Anax parthenope julius


2001年8月19日 秋田市金足神社そばの溜池

子供時代、なんとしても捕まえたかったのがギンヤンマです。
割と広い開けた水面を好むので、なかなか子供の網の射程には入らず、その上、高速かつ巧みに飛翔するので、飛行中のギンヤンマを採れるようになったのは小学校3,4年生くらいだったでしょうか?

前方で「腰」の部分が青いのが雄、後ろで緑色が雌です。
連結中の雌雄は飛び方が鈍いし、すぐ水面にとまって産卵するので、網が届けば小さい子供でも捕まえられます。
雌が手に入れば、前後翅のあいだにうまく糸を通し、「おとり」として飛ばしてやると、雄は取り放題となります。

ギンヤンマは羽化後日数が経ち、老熟すると翅が鼈甲色になってきますが、これは雌の方が濃い色になるようです。
上の写真でも、雌の翅は濃くなっています。

(写っている植物は睡蓮の仲間の「ヒツジグサ」です。)

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