A水槽改造(その3)

F)照明

 今までA水槽の照明はタケダ10000Kb150W2器、タケダアストロビーム150W2器、計600Wでやってきましたが、より、光量が欲しくなり、10000Kb150W2器を10000Kb400W1器に取り替えることにしました。

手前2器がアストロビーム150W、真ん中(後ろ)がab10000Kb400W(灯具は岩崎SAW411)です。
赤系も加えました。右後ろのランプはレッドナイトビュー(通常は夜数時間のみ点灯)、その下の小さいのがタケダ85Wハロゲンランプです。計、照明:803ワット。

照明器具照度(ルックス)

ランプ下端よりの距離

アストロビーム150W

USHIO10000Kb150W

ab10000Kb400W

30cm

34000(水面)

100000

190000〜

40cm

16000

67000(水面)

140000

50cm

   

100000(水面)

 いずれも照明直下です。少しでもそこから離れると照度は急激に落ちます。水槽の奥隅で最も暗い水面では、写真の照明で9000ルックスしかありませんでした。

 ちなみに、紅海、夏、正午、快晴時の水面は130000ルックスだそうです。

 照度計は竹村電気製作所のデジタル照度計DX-100という機種です。(1〜200000ルックスまで) 一般の照度計ですから550nm付近を中心に計り、水槽照明の高波長の光は多少過小評価されてしまうかも知れません。(特にアストロビーム)

 なお、ワット数が高いと水面から離して使いますが、高出力の機械を水面から離して使うと水に入ってからの減衰率を小さくできます。150Wでは15cmまでくらいまでしか状態良く飼えなかったサンゴが、400Wでは30cmまで飼えるようになる事を期待して、今回の照明取り替えにしたわけですが。

光漏れ防止のため
照明はボックスの中
ボックスの高さは97cm

再建途上のA水槽 幅94cm 高さ65cm

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