ノスリ Buteo buleo と
ケアシノスリ Buteo lagopus
大潟村でトビに次いで多い猛禽類はノスリです。
ノスリは留鳥ですのでいつ行ってもお目にかかれます。
木や電柱に止まっていることが多く、林縁に多くいます。
中型のタカで頭部が大きく全体が丸っこい雰囲気で、連れていった娘達には「カワイイ」と人気でした。
以下の2枚がノスリの写真ですが、この個体は白っぽい個体です。
ノスリ、大潟村、2003年2月2日
ノスリ、大潟村、2003年2月2日
以下の6枚はケアシノスリです。
ケアシノスリは冬鳥で、希に訪れる珍しい鳥です。
今年は大潟村にこの一羽だけですが、越冬に来てくれたので、お目にかかれました。
ノスリに似ていますが、ノスリより一段と白味が強く、尾羽に黒い縁取りがあります。
また名前の如く、足首近くまで羽が生えています。
他にノスリは黒目がちですが、ケアシノスリは黄色の光彩をしています。
模様より違うのは生態で、ノスリは林縁で何かの先に止まっていることが多いですが、ケアシノスリは開けた空間が好みで、ホバリングして獲物を探します。
なかなか颯爽とした猛禽類です。
ケアシノスリ、大潟村、2003年2月9日、ホバリング中
同、ホバリング中
「ん、獲物?」
滑空開始
地表に向かって
・・・でも獲物はいなかったようです。