名古屋off

2002年2月10日(日)

先ずは、デデンと「名古屋城」。
城主は「破義やん」、國家老は「風さん」にして、「玉姫様」の実家にても御座候。
「アクア○カ殿」お膝元の名古屋城下は、ギヤマン箱に納められし珊瑚の地として、これ、つとに有名。
その妖艶なる香りに引きつけられ、諸国より「鹹水腔腸動物愛好家」(注:食塩水浣腸愛好家ではありませぬ)が春は名のみの如月拾日にかの地に蝟集と相成り候。

拙者、須宇林も北の国、出羽から、空飛ぶ銀色最後ッ屁に跨りお江戸へ、そこより地を這う最速鴨嘴頭沙蚕号(ドナルドダッグあたまゴカイごう)に乗り込んで尾張の国に着きたり。

う〜ん、漢字が多すぎるので口語体にします。

初めは一人で来るつもりだったのですが、カミさんとコブ二つが「お父さんだけなんて、ずる〜い」と数日間にわたって合唱。
根負けして、家族で来ることにしました。
9日に、早めに外来受付をうち切り、午後名古屋に向けて出発。
やはり、秋田からだと時間がかかります。
到着日はなにもできず、一泊。

翌日は12時30分に名古屋に着くqnちゃん達と待ち合わせ。
qnちゃんはすぐに分かりました。
お顔は写真でも知ってましたが、人波の上にそのお顔がありますから。
今回参加できなかったアクアリストの方々へ:小顔のqnちゃんは九頭身美人ですよ〜
バブちゃんもかわいい、覗き込むみんなにニコニコと微笑み返してくれます。

お、そのそばには南極探検装備に身を包んだお方が!
「だにさん」です。
昭和基地の機械修理に行ってらしたようです。

続いての登場は、名古屋off幹事の方々です。
今回は32名もの大所帯、幹事の皆様には大変お世話をおかけしました。

ハギやんはね〜、想像と寸分も違わないのですよ。
悪魔のシッポのついた所ジョージ、柱の影に伊賀の影丸してました。(古〜い、たとえだね)

たまさんは、写真では知ってましたが、実物は想像以上の若い美人です。
13歳から年を取らないことに決めたそうです。

ぷーさんは横顔がとってもチャーミング、ぷーさんのくるまで水族館まで助手席に乗ったのですが、横から見ると睫毛が長〜い。

名古屋港水族館につくと、デッキにアヤシイ人が。
足を台にかけ、マドロスパイプの格好をした人がいます。
でも、手に持っているのは「ひげ剃り」、流れる人の波をものともせずジージーと剃ってます。
父ちゃんです。

お嬢さんのカナりんは父ちゃんそっくり。
そっくりなのに美人に生まれたのは遺伝学の不思議です。

モモさんは浜っこですね〜、湘南ボーイですよ(「元」って言ったら怒られるので「現役の」)
やさしそうな雰囲気でマシンガントークが神奈川っぽい。

名古屋港水族館はイルカ・クジラ類に力を入れてます。

クジラ類は陸上動物では「カバ」に近縁なんだそうです。
遺伝的には、ウシ、ブタを含む偶蹄類を大きな木とすれば、クジラ目はたんなるその一枝。
ウシ、ブタは食べても、クジラはかわいそうというのは、この点からもちょっとナンセンス。
ちなみに、カバは水中で音波を使ったエコーロケーション(位置定め)ができるそうです。
この能力が、クジラの祖先の水中生活を可能にしたんでしょうね。

でも、この水族館にはミドリイシなどは飼育されてません。
ナチュラルシステム派には、ちょっと物足りないかな?

他の水族館で見たことのないものに「生きたカイロウドウケツ(偕老同穴)」が飼育されてました。
この生物はカイメンの一種で、ガラス細工の籠のような形をしています。
その籠で有機物を濾過捕獲して食物としているフィルター生物の一種です。
小さい水槽にガラスシリンダーを入れて水流を送り、その中にカイロウドウケツを飼っていました。
何で「偕老同穴」というかといえば、「この籠の中に入った雌雄のエビは外に出ることなく同じ穴の中で共に年を取る」の意味です.

ひとつでも、他で見られないものが展示してあればその水族館はOKと私は思っています。
ただ、ストロボ禁止で暗い照明だったので、残念ながら写真は無し。

水族館の後は、ハギやん邸に。
う〜ん、文字通り「邸」です。
レンガとタイルの瀟洒なおうちにお住まいです。

 

実にきれいなAquariumですね〜
写真では分かりにくいですが、淡色のサンゴには表面にパステルカラーの蛍光色が乗っています。
これがホントにきれい。
SCランプ多灯のたまものですね。
ブルーやピンクを揚げるには良い10000Kbランプなら、このパステル蛍光は飛んでしまいます。
また、何重にも照射する多数SCからの光がブルー・ピンクと蛍光色の両立を可能にしているのでしょう。

水流はそれほど強くありません。
真ん中をカットし、後ろも十分にスペースをとっています。
その結果、二つの島のサンゴをなでるように良く水が回っています。

一般には、大型ポンプを使い太いトルクのある水流にしたほうが、多少岩が邪魔をしても水槽全体の水を動かすことができるので、大きめのポンプを勧めていますが、結果的に水が回るならどのようにしても良いと思います。
ただし、弱めの水流で全体を隈無く回すのは相当な岩組テクニックが必要です。
レンガで聖堂を築くようにライブロックを緻密に組み上げるハギやんならでは、でしょう。

砂も定規で引いたように真っ平らです。
ウワサによると、ナマコの糞でさえ盛り上がるのを許さず、ならしてしまうのがハギやんだそうです。
Unkoまで躾けられたハギやんナマコは、砂に降りられないのか、この日はガラスにとまってました。
ハギやん水槽は「パステル龍安寺」と名付けたいです。

閑話休題
ナマコのお腹を通った砂は、有機物が8割、窒素成分が7.5割取り除かれます。
リンも同程度、砂から除去されると思われます。
砂に栄養塩を蓄積させず、砂を白く保つにはナマコは利用価値があります。

 

ハギやん邸にて記念撮影。
ちょっと小さすぎたかな?

あと、スーリンは水族館かハギやん邸でEIちゃんと会えると錯覚してました。
お〜い、EIちゃんどこだ〜、吹雪でも寝るなよ〜。
クーラーボックスにはヤドカリの他に缶コーヒー積んでるよね〜。
(注:EIちゃんは30分おきにサンタマルタコーヒーを飲まないと意識が保てないそうです)

ハギやん邸から、一次会場の「山ちゃんへ」
なんか、二階が地鳴りしそうな雰囲気。
一人一人が強いオーラを放つAquaristですから30人を超えると超常現象が起きます。
お配りした一部のCDRが開けなかったのはそのせいです。
というのはウソ。
スミマセン、30枚を超える量だったのでdirectCDで焼いてしまいました。
手間を惜しまず、汎用法で焼くべきでした。
重ね重ね、開けなかった方にお詫び申し上げます。

続いて一次会で始めてあった方々・・・
EIちゃん:ついにあった、ついに出会えた。動いている。電池とコーヒーは切れいていないようだ。うれしさのあまり、ホホスリスリ。(この写真は嘔吐防止に極秘扱い)
まーびーさん:お顔がとってもチャーミングでした。頭の形がきれいでないとマービーカットはできませんね。
セイゴウさん:三次会会場へ送って頂いたり、そこからホテルまで運んで頂いたり、大変お世話になりました。
jodBさん:ご自身が入ったお風呂のお湯を足し水に使えば、ヨウ素添加はいらいない?
バラさん:MLからのお知り合い。さすが柔道家、体も雰囲気も大人物です。
カステラさん:喜劇新思想体系のお話をしたので、もっと年輩の方かと思ってましたが、お若い方でした。
ゆ〜ぞ〜さん:メールではずいぶん前からお話ししてましたね。ユーモアとお顔は想像通りでしたが、どっちも5割り増しのサイズでした。
丹田さん:石垣島以来ですね。今度是非「礁」になった水槽を拝見させて下さい。
ホルソー21さん:遠くに離れ、お話しできなかったのが残念。
なおさん:想像よりずっとスレンダーでした。でも男が惚れるやさしい雰囲気は思っていたとおり。
sakur@さん:「小さい小さい」とカキコしてスミマセン。うちのかみさんを初め秋田の女性はデカすぎるので、カワイらしく思えたんです。
いんちょさん:実は細面と聞いてましたが、スレンダーな方でした。細さはスーリンと同じくらい。いろいろご予定があったのにギリギリまでお付き合いいただいてありがとうございました。ぜひ、お顔を拝見したい方のおひとりでした。
ショーヤンさん:お話ができませんでした。残念です。
0014さん:やさしさがあふれる大きなお顔。不思議なハンドルネームの由来は聞けば納得。
とらさん:お話しできず、残念。
Uトトさん:MLでいろいろ教えていただいて以来の長いお付き合いですね。会って始めて分かったのは、お声の優しさです。ずっとお会いしたいと念願しておりました。
POEさん:挨拶程度しかできす、残念。東京方面の方とはあまりお話ができませんでした。
マナティさん:お嬢さんがたくさんおいでだとか、うちも娘ばかりです。
ゆのじさん:ほとんどお話ができず、残念でした。
だらちゃん:ハンドルネームの由来を聞こうと思ってましたが、果たせず。
shunさん:声のトーンに張りがありますね。沖縄の海でも遠くから聞こえそう。
としりん:むかしからの知り合いですが、お顔は始めて。常にチャレンジのとしりんがそこにいました。

店の前で全体写真。
う〜ん、すんごいピンぼけ、どうやったらこれだけピントが外せるか?それが不思議です。
でも、顔が分からない方がよい写真ですから、このほうがOKかも。

二次会は「竈(へっつい)」
祖父母はカマドをヘッツイと言ってました。
子供の頃、祖父母しか使わないので、東北方言かと思っていたのですが、漱石の文章にはあります。
明治には一般な言葉だったようです。
一次会の山ちゃんも手羽先をはじめおいしい料理でしたが、二次会というのに竈でも食べきれないほど出てきます。
愛知、岐阜は食べ物がおいしいところです。
私は関西風の味付けが好きなのですが、三河も大好きになりました。

二次会では、酔っぱらいのスーリンは、だにさんを捕まえ、お相手をさせてしまいました。
だにさん、ご面倒をおかけしました。

雪の降る中をさすらいながら、ファミレスへ。
あっという間に時間は過ぎていきます。
コーヒーを飲みながら、名残を惜しんでホテルへ引き上げました。

今回は、名古屋幹事のハギやん、ぷーさん、たまさんのお陰で、大人数のAquarist-offが成功裏に終わりました。
あらためて、御礼申し上げます。

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