マリンパークニクス

 1999年度医院慰安旅行で北海道に行って来ました。9月23日に登別マリンパークニクスを旅行予定に組み込みました。慰安旅行の一部ですので駆け足でざっと見ただけですが、数枚の写真と印象で今週のページにします。

 最初に入り口でペンギンショー。ただ歩くだけですが、キングペンギンですので威風堂々といった感じで他のペンギンより迫力があります。ペンギンで最大の種はエンペラーペンギンですが、これはもう日本にやってくることはないでしょう。最後のエンペラーペンギン「フジ」無きあとは、日本で見られる最大種はキングペンギンです。

 入り口を通ってすぐには3階ぶち抜きの円柱水槽、高さはありますが、直径はあまり無いのでそれほど大きくは感じられません。内容は熱帯海水魚詰め込みセット。

 電車窓形式の小水槽が続いて、その後はタッチプール。ヒトデや貝、カレイなどのサカナもいました。サカナは子供にはとどきませんが。もっとも子供から逃げられないようにしたら、サカナは1日も持たないでしょうが。時々間欠的に波が作られ、海水に触る楽しみはこれでよりリアリティーが出るでしょう。

触られ放題のヒトデと貝さんはご苦労さん。足が一本取れているのもあります。


 ゴシキエビ、サラサエビ、ホワイトソックスなどのエビ水槽の次はその捕食者のタコ

ミズダコなので結構大きく迫力があります。男鹿の海では時々ご対面しますが、初めてダイビングであったときは、ドキドキしました。

 
 水族館の目玉は、たぶんトンネル水槽でしょう。ちょっと距離が短いですが、トンネル水槽が始めての人はサカナのお腹が見られて面白いでしょう。

トンネル水槽はわざと水槽内の照明を落としていました。時々暗がりからぬっと出てくる大型魚の白いお腹が面白い。


 サンゴはベルリンなどのNatural Systemは無し。よって、SPSはいませんでした。キサンゴ類が良く開いていて綺麗でしたが、他ははっきりいって期待はずれ。

 餌をたくさんもらっているのか、イボヤギ、エダイボヤギは良く開いていて綺麗でしたが、セイタカイソギンチャクもおこぼれにあずかって、元気いっぱい。

好日性サンゴはハナガタ、コハナガタ類とウミキノコ、ディスクなどの飼育の簡単なものばかり、照明も蛍光灯で全体として、一時代前の無脊椎水槽。


 時間が無くて、イルカショーは見れませんでしたが、全体を通して、ここでしか見られないオリジナリティーはありませんでした。ミドリイシ飼育者には物足りないかもしれませんが、温泉地の(登別)エンターテイメント施設としてみれば、結構楽しめるのではないでしょうか。

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