カメラ水没

 2000年6月25日(日)曇りのち晴れ 男鹿水族館パスキーポイント

本日はカミさんののAOWDに付き合ってのダイブ。カミさんははディープウォーターとドライスーツのコースの予定。ファーストダイブはディープ。
昨日の雨のためかずいぶんと透明度が不良、2メートルあるかないか、前の人のフィンは見えても頭はもう見えません。その中を20メートルの深度まで、エンヤコアラと長い道中。
(ここのポイントは20メートルの深度になるには結構沖へ出なければならないのです)
カミさんは耳抜きがへたくそなので、最初の時点で大分エアーを消費。このため、帰りはエアー不足のため、早めに水面に上がり、そこから長い海面移動による帰り道となりました。
(ダイビングなさらない方へ:海面移動は水中で進むよりずっと疲れるし面白くないのです。あ〜あ、しんど。)
インストラクターの方々申し訳ありません。
(去年の10月以来のダイブで、うちら夫婦は体力不足でご迷惑おかけしました)

15メートルくらいにサーモクライン(水温の境界)があり、その下は透明度は6メートルくらいにぐっと良くなりました。
そこで、カミさんは3桁のかけ算。
(計算速度を比較する地上での計算で間違えてました。ハハハ・・・子供に言ってやろ)

手前右がスーリン、中央の帽子かぶっているのがカミさん



セカンドダイブはドライスーツ、でも秋田ではほとんどドライで潜るので、簡単なおさらいで、あとは海中散歩です。今回はカメラを持って入りました。
で、先ずは第一の失敗。カメラはC-900なので、ストロボを前もって開けておいてケースに入れなければならいのに、開け忘れ。
せっかくレフ板をつけたのにそれを確かめられず。

その上、しばらくぶりの使用なのにO-ringにシリコンオイルを塗っていなかったために、カメラ水没!!!
途中で、乾燥剤を入れているにもかかわらず、レンズが曇り、カメラを確かめると数滴の浸水が!!!ああああああ
上がったときにはケース内に1ml弱の海水が溜まっている状態。すぐケースを淡水で洗い、カメラを取り出して、先ずは堅絞りのタオルで拭く。カメラは作動するようだ。水没ケースに入っているとき、なるべく影響のなさそうな部分を下にして置いたおかげか?
家では更に念入りに拭いたあと、アルコールを使用して掃除。どうにかカメラは助かったようです。やれやれ。

そういうわけで写真はエントリー直後、ストロボ無しの物しかありません。お時間があったら見ていって下さい。

スーリン

海底には所々トロロコンブ状の藻が生えていました。富栄養水槽で見かける藻に似ていました。
天然海水といってもこれを入れたら、藻がbloomするはず。
アメフラシ Aplysia kurodai がせっせとお食事中、彼にお世話にならないように貧栄養水槽を維持しよう。

イトマキヒトデ Asterina pectinifera 左上に小さいのもいます。
親子じゃないでしょうが。

今回初めてお目にかかったのは、ヒメコウイカ Sepia kobiensis 15cmほど。
コウイカの仲間は熱帯が分布の中心なので、秋田で見かけることは少ないです。
ヒメコウイカはその中でも割と北まで分布
透明度が悪いので分かりにくい写真でごめんなさい。

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